レポート
2021.08.28

【青函フェリー】本州と北海道を結ぶ「青函航路」の重要な役割を担う船

青森県の海は、北海道への玄関口としても重要な役割を担っております。

その中でも青森市は、北海道の南の玄関口「函館市」へと続く「青函ツインシティ」としても知られております。

■海運にとって欠かせないフェリー

さて、今回ご紹介させていただきます「青函フェリー」は、函館市の共栄運輸株式会社北日本海運株式会社が共同運航されているフェリーです。

青森市と函館市を繋ぐ陸奥湾と津軽海峡を、毎日行き来する青函フェリー。

今回は「フェリーを愛する写真愛好家」こと「百澤秀太さん」の写真と解説で、ご紹介させていただきます!

▲百澤さん:こちらの船「はやぶさ」は、青函フェリーのフラッグシップともいえる船舶です。非常にコストパフォーマンスが高いフェリーで、2014年に就航しました。

▲百澤さん:「あさかぜ21」を、修繕どっく後の第1便を撮影しました。「丸七マーク」にファンネルが変更され、これにて4隻全てが「共栄運輸」マークになりました。

■嵐の日も、吹雪の日も海を繋ぐ

「青函航路」は本州と北海道を結ぶ重要な物流の拠点となっており、例えば台風など、風が強くても吹雪いていても、相当なことがない限り運行が途切れることはありません。

▲百澤さん:「あさかぜ21」です。大時化の陸奥湾、平舘海峡を航行する姿に心を奪われました。

▲百澤さん:「あさかぜ5号」と「3号はやぶさ」です。青函フェリーの先輩!と言えば「あさかぜ5号」です。

この船はマニアにはたまらない、非常に大きなエンジンの船です。蒸気船のような、ボンボンという音で、1999年就航しました。

そろそろ代替の話も出てきてもおかしくないフェリーなのかなと感じます。 そしてすれ違う「3号はやぶさ」も、2000年就航でシンプルな内装なのですが、力強いエンジンが堪りません。

▲百澤さん:「はやぶさ」を、2020年の6月に撮影しました。函館山から、沈む夕日に照らされる函館湾。個人的にも大好きな1枚です。

百澤さん:私は「青函フェリー」を子供の頃から見てきましたが、正直に話しますと「小さい船」というイメージを持っておりました。

実は、初めて乗船したのは昨年、2020年11月でした。そこで青函フェリーの魅力を知り、それから半年ほどで、4隻全てに乗船しました。

青函航路の中でも、青函フェリーはまさに「力強い、漢の船」だと思います!

「フェリーは単なる移動手段」と思う方もいらっしゃると思いますが、何気ない船旅の中でも、さまざまな発見があるかと思います。

時々、少し耳を傾けて、エンジン音を聞いてみるのもステキですよ。

 

■世界遺産登録記念キャンペーン

さて、青函フェリーでは現在「祝!!世界遺産登録 39キャンペーン」というお得なキャンペーンを開催中です。

この機会に、青函フェリーの魅力を感じてみてはいかがでしょうか?

(公式HPより)

ついに、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が念願の世界遺産登録となりました! なんと、16年越しの悲願達成であります!
世界遺産登録に携われてこられた皆様、関係者の皆様、本当に本当にお疲れ様でした。

さて、青函フェリーはこれまで、青函ツインシティ応援企画として、縄文の世界遺産登録を応援してまいりましたが、これからも、北海道・北東北の縄文遺跡群・4道県13市町にある17遺跡を巡っていただく為のお得な企画を実施してまいります!お楽しみに♪

青函フェリー公式HP:http://www.seikan-ferry.co.jp/

■写真提供、百澤 秀太氏

青森市出身 青森市在住の写真愛好家

幼少の頃から「フェリーのある青森の海」に興味を持ち、青森県内を行き交うフェリーの写真を撮り続けている。

Twitter:https://twitter.com/momozawa_speed

Instagram:https://www.instagram.com/momozawa.co.jp/

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100045040596048

イベント詳細

イベント名【青函フェリー】本州と北海道を結ぶ「青函航路」の重要な役割を担う船
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

八戸前沖さば 不漁ピンチから生まれた新商品
レポート
2024.10.31

八戸前沖さば 不漁ピンチから生まれた新商品

先人たちから引き継いだ育てる漁業・海峡サーモン
レポート
2024.10.31

先人たちから引き継いだ育てる漁業・海峡サーモン

ページ内トップへ