レポート
2020.10.12

『アマモの可能性を広げたい!』志田内海株式会社 代表取締役会長 志田崇さん

■アマモとは?

水深1 – 数メートルの沿岸砂泥地に自生する海草の一種です。

地上に自生している草たちと同様に

二酸化炭素を吸って酸素を放出しています。

地球環境にとってはとても大切な役割を担っています。

また

青森県陸奥湾内は

国内でも有数の「アマモ場」と呼ばれる大群落を形成しています。

アマモ場は「海のゆりかご」とも呼ばれ、

多くの海洋生物が棲み、産卵、育成の場として、海の生態系を維持するためにも重要な役割を果たしています。

■アマモの可能性を広げたい!

そんなアマモの可能性を広げたい!と様々な活動をしてらっしゃる

志田内海建設株式会社 代表取締役会長、NPO法人あおもりみなとクラブ 理事

志田 崇(しだ たかし)さんをご紹介いたします。DSC_0235

昨年はこれまでの研究結果をまとめて

「アマモ・ナマコ増殖礁におけるスゲアマモの保護育成及びマナマコの資源培養効果」という題目で

学会で発表し、その結果、2019年度水産工学論文賞を受賞したそうです。

■さらに新事業にも挑戦中!

現在、志田さんは

『※ウィンドエナジー事業』という新エネルギーに関する取組をしているそうです。

※詳しくは「志田内海株式会社」さまのHPに掲載されています。

■持続可能な社会を目指すうえで大切なこと

さらに持続可能な社会を目指して

次の世代にこの自然環境をつないでいくためにとても大切なことは

ひととひとのつながりだと志田さんはおっしゃいます。

志田さん自身、アマモの活動を始めるきっかけは

『漁師さんとの出会い』で

その方と出会っていなければ

今の活動はなかったというほど影響が大きかったそうです。

志田さんは

ひととひととのつながりを大事に

持続可能な社会を目指して

漁師さんの思いを次の世代へ継承していきたい!とおっしゃっていました。

■2021年アマモサミットが青森で開催!

来年、2014年以来

青森でアマモサミットが開催されるそうです。

今からとても楽しみです♪画像に含まれている可能性があるもの:1人、立っている、空、屋外

■インタビューの様子は

2020年10月13日
明日夕方 青森テレビ『わっち』内で放送予定です。

お楽しみに~☆

イベント詳細

イベント名『アマモの可能性を広げたい!』志田内海株式会社 代表取締役会長 志田崇さん
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