レポート

【海のごちそうウィーク】知ろう、食べよう、海の幸!青森県の「海のごちそう」はこれだ!!

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みなさん! 10月10日は「魚(とと)の日」だってご存知でしたか!? 

そして10月10日から16日までは「海のごちそうを食べる」ことを通じて、海のことを考える1週間。その名も「海のごちそうウィーク」と呼ばれるそうです!!

というわけで今回は、海の幸に恵まれた青森県が全国へ誇る「海のごちそう」をご紹介させていただきます!!

■安すぎ注意!?「ラーメン定食」

古くから漁業や海運で栄た歴史のある港町「中泊町」の中里地区、津軽鉄道の終点「津軽中里駅」から歩いて10分ほどの場所にあるお寿司屋さん「やよい寿司」さん。

この道50年のベテラン寿司職人の店主さんが握ったお寿司が10貫に、さらにラーメンがついて、なんと「800円」と超リーズナブルなお値段!!

青森県で採れた新鮮な魚介類を使った寿司ネタは、どれも甘味が強くて絶品です!!

■青森だからこそ食べられる「ヒラメの漬け丼」

鰺ヶ沢町の海沿いに面したお食事処「ドライブイン汐風」さんでぜひ食べていただきたいのが、「ヒラメの漬け丼」

鯵ヶ沢町の特産品の代表格でもある「ヒラメ」を贅沢に「漬け」にして、たっぷりのご飯に乗せた「新 鯵ヶ沢名物」なのだそうです。

一口食べてみると、瞬間に広がるヒラメの甘さ!!そしてご飯によく合う漬けタレの旨味!!

◼︎オリジナルの海鮮丼を作ろう!「のっけ丼」

青森市古川地区の「青森魚菜センター」内で食べられるのが「のっけ丼」という海のごちそう。

 市場内でどんぶりにご飯を盛ってもらい、それを持って市場内を歩き回り、好きな具材を好きなだけ買って、ご飯にのっけてもらう。こうして作るオリジナルの海鮮丼が「のっけ丼」と呼ばれるものになるのです! 

「刺身は苦手!!」という方々のためにも、市場内には焼き魚やフライなんかも売られてますので、それらを乗せたものを「のっけ丼」として自由に食べることができますよ!!

■渋いあなたへ「海峡ドッグ」

青森県中泊町の小泊地区、国道339号線(竜泊ライン)にある道の駅こどまり「ポントマリ」の店内で食べられるのが「海峡ドッグ」です。

中身は主に、小泊産のヤリイカの唐揚げが使用されていて、それを特製の自家製タレに漬け込みマイルドな味に仕上げ、さらに唐揚げの下にはキャベツと玉ねぎのマリネが敷かれ、特製マスタードがかかっているそうです。なんて渋い・・・。

ヤリイカの唐揚げは、イカの風味がとっても残っていて、油っこくなくて実に実にサッパリとした味わい。肉系の唐揚げだと重くなりがちですが、海産物の唐揚げはなかなかヘルシーですよ!

◼︎ウニ丼のラスボス「ぬいどう食堂のウニ丼」

下北半島、佐井村の山間の福浦地区にある「ぬいどう食堂」という知る人ぞ知る小さな食堂ですが、ここのウニ丼は、私が知る限りでは世界一大盛りじゃないかと?

 

これはすごいですよね? しかもこれで、お吸い物とか小皿もついて「1500円」と、とってもリーズナブルなのがさらに嬉しい。味も最高に美味しく、青森県内で獲れたウニらしい甘みが強い最高のウニ丼です。

◼️太平洋の荒波が産んだ「磯ラーメン」

八戸市の種差海岸のすぐ目の前にあるお食事処「芝亭」で食べられる「磯ラーメン」も絶品です。

磯ラーメンはイカやホタテ、ウニなど三陸の海の幸が大変豊富に入っていて、味もあっさり薄めの塩味。非常に美味です!!

美味しすぎて「ミニうに丼」も注文しちゃいました!!

■プリップリの極み「ホタテ塩ラーメン」

青森県横浜町にある「道の駅よこはま 菜の花プラザ」。この建物の中にあるレストラン「鮮菜」には、陸奥湾産のホタテを盛大に使ったごちそうが「ホタテ塩ラーメン」

さっぱりとした塩味のスープに、横浜の海で獲れたプリプリのホタテの旨みがたまりません。肉厚なホタテが3個も入っていて、しかもバターで焼いたような味付けが最高に贅沢です。

麺も食べやすくてスープがからんで、究極に贅沢な塩ラーメンはスープは透明。焼き岩のりがビッシリと敷かれていて黒く見えます。

■洋食系なあなたへ「ホタテホワイトピザ」

下北半島のむつ市大湊地区にある「美味小屋 蛮(うまごや ばん)」というお店の「ホタテホワイトピザ」

少し厚めの生地に、ふんだんに使われたホワイトソース、そして肉厚なホタテがインパクト抜群です。

タバスコをかけてピリ辛にしても良いのですが、何もかけずに食べた方が、より魚介の味を楽しむことができますね。

ちなみにこの肉厚なホタテは、お店の近くにある漁港で毎朝水揚げされる新鮮なものだそうですよ。 

■「海のごちそう」を未来に残したい!!

さて、青森県の「海のごちそう」をご紹介させていただきましたが、ここで非常に残念なお知らせがあります。

とある研究では「2050年には魚が食べられなくなるかもしれない」という報告が出されているそうです。

「えっ!?」と私自身も、かなりショックを受けてしまいました・・・。

近年、海の「温暖化」そして「酸性化」の影響は非常に深刻なもので、2050年には「マグロ」「エビ」「イカ」「いくら」など、私たちが口にしている「海の幸」は、もしかしたら獲れなくなってしまうかもしれないのです。

青森県内においても深刻なのが、海流に乗ってやってくる大量の「海ゴミ」の問題。そして陸奥湾をはじめとする海の温暖化により「漁獲量の減少」「磯焼け」と呼ばれる海の環境変化が顕著に見られております。

また、少子高齢化と過疎化による「漁師さんの後継者不足」なども、非常に深刻です。

「やっぱり、青森のホタテは美味しいね!!」「さすが青森の海の幸だね!!」そんな当たり前のように思えている会話が、未来の子供たちともできるように。

「海のごちそうウィーク」と名付けられたこの機会にぜひ「海のごちそう」を味わって、海の環境について改めて考えてみてはいかがでしょうか!?

イベント名【海のごちそうウィーク】知ろう、食べよう、海の幸!青森県の「海のごちそう」とは!?

レポーター紹介

ハリヤマカズキ
故郷の青森市を拠点に写真家&ライター活動をしている。季節に関係なく全身で海を感じ、海産物に囲まれていると幸せを感じる。 
  • 「【海のごちそうウィーク】知ろう、食べよう、海の幸!青森県の「海のごちそう」はこれだ!!」
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