レポート
2018.09.19

【女子旅】秋の海風を感じたくて。深浦町の海に触れて、私が思ったこと。

町自体が日本海に面し、海と共に生きる町、青森県深浦町。夏が去った後の9月でも、まだまだ海を楽しむことができる町です。

ふと、秋の海風を感じたくなったので、今回は深浦町の海に触れながら、ゆっくりと海を歩いてみることにしました。

■十二湖の青池

深浦町には海だけでなく、他にも様々な魅力的なスポットがある。中でも代表的なのが「十二湖」と呼ばれる場所。大小様々な池が点在することからその名前がつけられたのだとか。

そんな十二湖の中でも特に有名なのが「青池」

自然の色とは思えない、見事なコバルトブルー。綺麗すぎて吸い込まれそうな感覚にもなる。まるで小さな宇宙のようなこの青池は、どうしてこんなに青いのかが、いまだに解明されていないらしい。

青池はもちろんここへ向かうまでの道も静寂に包まれているけど、この日はまだセミの鳴き声が聞こえた。

世界遺産「白神山地」の敷地内でもあるこの十二湖エリア。歩いているだけで心が洗われる。海からほど近い町なのに、こんなに気持ちの良い森林浴ができるなんて、最高だね。

 

■道の駅深浦「かそせいかやき村」

深浦町にある道の駅は「かそせいかやき村」という名前で、いつ訪れても多くの車が停まって賑わいをみせている。

建物の中はとても綺麗で、私もついここへ吸い込まれるように入ってしまう。

道の駅の中は小さな市場にもなっていて、深浦漁港で水揚げされた新鮮な魚が並べられている。そしてお弁当やお惣菜も売っていて、お昼時にはとても混雑するほど人気らしい。

この日はカレイやメバルとか、珍しい魚がたくさん売られていた。そうそう、深浦町って「マグロ」も有名で、マグロを使ったご当地グルメもあるんだってさ。

道の駅には小さな食堂コーナーもあって、この日は醤油ラーメンを食べた。昔ながらの味というか、あっさり系で美味しくて「もずく」もついてきた。

ラーメンを半分くらい食べた後に、もずくをスープと絡ませて食べてみたら、とってもスッキリした味になった。これも深浦の海の味だね。

 

■道の駅の裏手で海に入る

食後に道の駅の裏口から外へ出てみた。建物の裏は海水浴もできる綺麗な海岸になっていた。

ラーメンを食べて少し汗ばんだから、海風が冷やっとして気持ちいい。

この夏は忙しくて海へあまり行けてなかったから、久しぶりの海が格別に綺麗に見えた。つい、靴を脱いで海に入ってみたくなった。

浅瀬には小さな魚やヤドカリなんかが見えて、ついつい目で追ってしまった。

海に入ると、なんだか子供の頃に海で磯遊びをしたことを思い出す。あの頃はもっと、大はしゃぎだったかな。

岩場が少しゴツゴツしていて、裸足では歩くのが痛かったけれど、それでも9月の海は気持ちよかった。

久しぶりに海へ入ってみて、日頃の疲れたこととか、嫌だったことが全部忘れるほど楽しかった。

生命の始まりは海だったらしいから、きっと人間の遺伝子の中には、海を懐かしいとか、海に癒しを感じるようなものが存在するのだと思う。

そして深浦町、やっぱり良い町だね。またいつか、この町の海へ遊びに来よう。

イベント詳細

イベント名【女子旅】秋の海風を感じたくて。深浦町の海に触れて、私が思ったこと。

レポーター紹介

海プロ青森特派員 ハリヤマ

海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない

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