レポート
2018.10.03

【東北の熱海】青森市浅虫地区の「湯ノ島」と「海づり公園」で海の四季にふれ合おう!

青森市の浅虫地区。「東北の熱海」とも呼ばれた海に面した温泉街としても有名です。この地域で「海に関するスポット」を探すと本当に数えきれないほど、たくさん存在します。

今回はその中から2つ、四季によって様々な花が楽しめる島。そして市民が気軽に海釣りを楽しめる公園をご紹介いたします!!

■湯ノ島

浅虫地区の沖合800mにぽっかりと浮かぶ島。その名は「湯ノ島」です。青森市民なら普段、対岸からよく見ることがあると思います。が、実際に上陸したことがある方は意外と少ないのではないでしょうか?

実はこの島、船で行くことができる期間が存在するのです。

船で湯ノ島に上陸できるのは、早春の季節。「カタクリ」という花が咲く季節です。

道の駅「ゆーさ浅虫」の向かいにある「海の駅あさむしマリーナ船着場」から船が出て、島までの所要時間は約5分ほど。あっという間の船旅で、料金は往復で1,000円とリーズナブルです。

対岸からも見える「赤い鳥居」が目印の湯ノ島。着岸すると遊歩道が見えてきます。この遊歩道沿いにも、春の季節にはカタクリがたくさん見られます。

カタクリはまだ海風が冷たい4月中旬から5月にかけて、湯ノ島で数多く咲きます。まるで紫色の絨毯のようです。

湯ノ島に上陸してカタクリを楽しめる散策時間は、往復で1時間ほどとのこと。ゆっくりと写真を撮影したりできそうですね。

浅虫の沖合に浮かぶ湯ノ島。海のすぐそばの小島にはこんな風に自然いっぱいの景色が楽しめます。すごいですね。

画像出典:http://www.marugotoaomori.jp/blog/2017/04/16178.html

 

■浅虫海づり公園

湯の島が目の前に見える浅虫の海岸には「海釣り」が気軽に楽しめる公園があります。 私も子供の頃に、父と一緒によく海釣りに行ったこの公園の名前は「浅虫海づり公園」です。

浅虫地区の観光港の沖110mに設置された海づり公園。水深は7~9m。潮流が速いので魚も集まりやすいことが特徴で、一人でも家族連れでも 十分に釣りが楽しめる場所です。

営業期間は例年5月から10月までとのことです。青森市でいえば雪が消えた季節から雪が降る季節まで、ずっと楽しめるということですね。シーズン中はアブラメ、カレイ、ソイ、メバル、クロダイ、シマダイ、イナダなど、実にさまざまな魚が釣れるそうです。

公園には入園料が必要ですが、大人140円、子供が60円とリーズナブル。

そして釣り台利用料大人が580円,子供が400円とこちらもリーズナブルな料金設定でうれしいですね。

「湯ノ島」も目の前に見える絶景のロケーションで、時間を忘れて釣りに没頭できます。

様々な魚を狙う方が多いかと思われますが、特に「クロダイ」なんかは、音に非常に敏感な警戒心が強い魚ですので、釣り上げた時の喜びはかなりのものでしょう。

釣り人も、これから釣りをやってみたい人も、気軽にフィッシングを楽しむなら「浅虫海づり公園」が間違いありませんね。

このように、四季を通じて海を楽しむことができる青森市の浅虫地区。海の環境は年々変化していきます。これからも海を大切にしたいですね。

 

画像出典:http://www.asamushi.com/sightseeing/asamushi_fishing.html

     http://nukegaketsurishi.blog91.fc2.com/blog-entry-232.html

イベント詳細

イベント名【東北の熱海】青森市浅虫地区の「湯ノ島」と「海づり公園」で海の四季にふれ合おう!

レポーター紹介

海プロ青森特派員 ハリヤマ

海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない

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