晩秋に入り、青森県は最低気温が10℃を下回る日も増えてきました。いよいよ長くて厳しい冬が、すぐそこまで迫ってきております。
が、寒いからと外に出ないのは勿体ない!と自分を奮い立たせ「晩秋の海」をバイクでツーリングしてきました。
今回はツーリング友達の2人と一緒に、青森市のお隣「平内町」へと向かいました。
そして着いたのは、平内町の小湊地区にあります美味しいパン屋さん「Panya ichiko」さん。
長年、東京でパン作りを修行された店主さんが、実家の一角を改装して数年前に開業したお店です。
ここへはもう何度訪れたか忘れてしまうくらいに、小湊地区へ来ると必ず寄ってしまうお店。お昼過ぎに着くと、パンがほとんど売り切れてしまっておりました。
地元で大人気のお店なので、朝は早めに向かうのが無難ですよ!!
・「Panya ichiko(パンヤイチコ)」〒039-3321 青森県東津軽郡平内町大字小湊79−9
この日はなんとか、お昼用と家族にお土産用のパンをゲッツできました!!
「天気がいいから、海を見ながら野外ランチをしよう!」と出発前に決めていた我々。
平内町で海といえば、そう「夏泊半島」で決まりでしょう!!
この日、我々がランチ場所に選んだのは、夏泊半島の北東部に位置する「椿山海岸」。北限のヤブツバキの群生地で、日本の渚100選にも選ばれた美しい海岸です。
この素晴らしい陸奥湾をおかずに、主食のラーメンを煮ようとお湯を沸かし始めました。
お湯が沸くまで、先ほど購入したパンをかじります。我々にとってパンは「おつまみ」です。
というわけで、ラーメンが出来上がりました。海風が肌寒いくらいの日でしたので、汁物が身にしみるぅー!!!
食後にはコーヒーも沸かしました。海を見ながら飲むコーヒーは、世界一の美味しさではないでしょうか?
ランチ中に出たゴミと、その辺に落ちていたゴミをまとめ、再びバイクに乗りました。帰る時は、来る前より場所を綺麗にする。この気持ちが大切だと思っております。
さて、帰り際に友人のI氏が「浅虫に美味しいプリン屋さんがあるらしいよ」と口にしましたので、そこにも寄り道して帰ることにしました。
辿り着いたのは、海に面した歴史のある温泉街「青森市浅虫地区」にあります「あさむし温泉プリン 金治郎」さん。
店の前に着いたI氏が「良かった!まだ営業してる!!」と大喜びだったのですが、その理由は「開店直後から昼前までに、プリンが売り切れてしまうことがよくあるらしい」とのこと。
浅虫地区の隠れ家的な場所にありながら、大人気のお店なのですね。
ドアを開けると、店長の「こつぶちゃん」がお出迎え!! セラピードッグなのだそうで、とても人懐っこくて可愛い子でした!!
そしてお目当てのプリンは、我々が買った瞬間に売り切れという、まさにギリギリセーフなタイミング。せっかくなのでお店の中で食べることにしました。
金治郎の代表さんにお話を伺ったところ「ずっと浅虫地区でお店をやりたかったんです。海も山もあって、なんだか時間がゆっくり流れるような気がして大好きな場所です。開店前に海沿いを犬と散歩するのも気持ちがいいですからね」とのこと。 たしかに、こんなに素晴らしい自然環境が揃った温泉街に自分のお店があるなんて、究極の贅沢ですよね。
プリン自体は、とっても卵が濃くてしっかりした味。でもペロっと食べられるくらいに爽やかな印象。温泉を上手く利用したこのプリン、食べられた人は本当にラッキーですよ!!
我々は本当にラッキーで、お持ち帰り用のプリンも買えました!
・「あさむし温泉プリン 金治郎」〒039-3501 青森県青森市大字浅虫蛍谷65−73
というわけで、パンに野外ランチにプリンと、なんだか盛り沢山なグルメツアーとなった今回のツーリング企画。
陸奥湾に面した海沿いの地域には、それぞれに面白い表情があって、面白い人が住んでいて、美味しいものがたくさんあるんです。最高ですよ!!
イベント名 | 【海グルメ】自家製パンと野外ランチと温泉プリン。陸奥湾沿いのグルメツアー!! |