待ちに待った夏休みが到来しました。
新型コロナウイルス感染症の影響でイベントは軒並み中止、屋内レジャーは楽しみにくくなっています。
休みを楽しみにしていた子供にとっても、今年の夏は少しさみしく感じるでしょう。
ですが、青森県は自然がいっぱいで、外で遊べるスポットが豊富です。
特に夏の代表的レジャーといえば海です!
海水浴、釣り、キャンプ、花火など、たくさんの楽しみがあります。
子どもにとって、海は宝の山。
今回は文字どおり海に宝探しに行くことにしました。
金属探知機を購入して、砂浜で埋まったコインや貴金属を探します。
Youtubeなどでも最近目にする機会の多いアクテビティです。
用意した金属探知機はamazonで1500円くらい。
場所は波が荒くて漂着物がありそうな種差海岸にしました。
種差海岸は八戸市中心街から車で15分ほど。
天然の広い芝生と水遊びができる海岸、休憩所や売店などがあり、夏の休日は親子連れに人気のスポットです。
大海原と緑のコントラストが美しく、作家の司馬遼太郎は「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした」と讃えました。
岩場や砂浜、草原、湿地といった多様な環境が一つのスポットに集まり、多種多様な植物が生息しているそう。植物を目当てに訪れる愛好家も多いそうです。
連休初日、たくさんの人が海遊びに訪れていました。
砂浜についたら7歳の長男と一緒にさっそく宝探しにチャレンジ!
漂着物が埋まっていそうな波打ち際を狙って、金属探知機をかざします。
事前に実験したときは、浅い土の中にある金属は探知できました。
ジリジリと地面からの照り返しを感じながら地を這うように進みます。
5分…音が鳴りません。
10分…変わらず反応なし。
15分…何も見つからない!
このあたりで長男は飽きて、水遊びに行ってしまいました。
結局、30分くらいかけて見つかった金属はなぜか落ちていたボウルだけ。
宝探しとしては残念な結果に終わりました。
金属探知機をしまって、周囲を歩いてみると失敗の理由がわかりました。
砂浜は人出がそれなりにあるものの、ゴミがほとんど落ちていません。
漂着物も海藻や貝殻など、自然由来のものばかりで、人工物は目につきません。
港町として栄えた八戸市は、漁業や造船業など、海に関連する仕事についている人が多くいます。その影響もあるのでしょうか、訪れる人が海を大切にしていることが伝わってきます。
長男とともにきれいな海を守る大切さを考えるよい機会になりました。
イベント名 | 種差海岸で宝探しをしよう! |
青森県八戸市在住。公認会計士、税理士、司法書士、行政書士。読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格。石動総合会計法務事務所代表。ドラゴンラーメン(9月開店予定)店主。ローカルメディア「八戸リアルストーリーズ」編集長、十和田子ども食堂ボランティアとしても活動している。趣味はブラジリアン柔術(黒帯)。