ホタテ貝の養殖で有名な、青森県平内町。この町にある「夏泊半島(なつどまりはんとう)」は、陸奥湾の中央付近に飛び出た半島部のことを呼びます。
ちなみに陸奥湾は、夏泊半島を境にして東に野辺地湾、西に青森湾と区別される貴重な場所となっております。
夏泊半島の先端部には「大島」と呼ばれる、その名の通り、少し大きな島があります。
島の面積は約20ヘクタール。海の上に歩道橋が整備されていて、歩いて渡ることができます。
島の先端には灯台もあり、ちょっとしたハイキングを味わうこともできる小ぶりな島なのです。
私が夏泊半島の海岸線をドライブしてこの島へいつも立ち寄るのは「無料の駐車場の駐車場もあって嬉しい」ということも大きなポイントです。
青森市方面へ伸びる、陸奥湾沿いの海岸線。
以前、青森県外から知人が遊びに来た際には「こんなに海の近くをドライブできるなんて、すごい!!」と感動してくれました。地域によっては海って、断崖絶壁からしか眺められないものだったりするそうですので、夏泊半島は目線と同じ高さで海が眺められる、とても良いスポットなのでしょうね。
今回は友人の「ユウミさん」にモデルをお願いして「大島で海のポートレート写真を撮影してみよう」ということになりました。
「大島へ続く橋」を歩いて渡ってみましょう。
渡り切った先は、丸みのあるちょっと大きな岩場になっておりまして、歩く際は足元に注意が必要です。
ちょうど良い流木の丸太が流れ着いていたので、ユウミさんに腰をかけてもらいました。何気ない風景ですが、人物がそこに入るだけで、物語を感じさせてくれる写真になります。
流木だけなら良いのですが、大小様々なゴミが海岸に漂着しているのも目立ちました。
あまりにも目についたので、私たちも撮影の途中でゴミを拾いました。せっかくの綺麗な海岸ですから、一人一人がもう少しゴミに対しする意識を高めてくれれば幸いですよね。
大島から夏泊半島の本土を眺めると、空と海のコントラストが絶妙だということに気付かされます。
まるで、湾のある海外の田舎町のようにも思えてしまう美しいスポットです。
大島から見た海はとても澄んでいて、実に美しいこともぜひご紹介させてほしいです。
春は潮干狩り、夏の海水浴シーズンには多くの家族づれでここが賑わうのは、やはり海の透明度が高くて綺麗だということも大きな理由だと考えられます。
もしあなたが、青森の海の美しい写真を撮影したい、海を気軽に楽しんでみたい、とお考えでしたら、まさにここは海の楽園。
夏泊半島大島は間違いのない美しいスポットですよ!!
イベント名 | 【美しい海スポット】平内町夏泊半島の「大島」は、海の楽園なのかもしれない!? |
「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい?
Instagram:https://www.instagram.com/hary_k_photo/