「〜日常に寄り添う写真を〜」をコンセプトに掲げ、青森を中心に活動をされているフリーカメラマンの「成田 恭平(なりた きょうへい)」さん。
23歳でプロのカメラマンという世界へ飛び込み、25歳から本格的に活動を開始。そして30歳という若さで、国内でも有数の規模を誇る婚礼写真のコンテスト「ウェディングフォトアワード」で金賞を受賞されたことをはじめ、他のフォトコンテストにも入賞されるなど、輝かしい実績を持つ実力者です。
そんな成田さんが仕事で撮影された作品の中には、度々「青森の海」で撮影された作品が登場します。
家族写真やキッズの可愛らしい写真で、よく「海」をロケ地に選ぶ理由を、成田さんにお聞きしてみました。
成田さん「青森の海は、日本海、太平洋、陸奥湾と3種類が存在し、それぞれに表情が違います。ですが、どこの海で撮影しても「開放感のある明るい写真」が撮れます。家族写真や子供さんの写真を撮る際には、よく海をロケ地に選ぶのは、ふわっとした雰囲気の写真が撮れるから、というのが大きな理由ですね」
陸奥湾に面した青森市の海浜公園「合浦公園」の砂浜で撮影された家族写真。
青い海と空を背景に、砂浜の上で微笑む親子の姿から、愛情がとても感じられます。海沿いに生える松の木の影もまた、程よくフレームインしているのもステキですよね。
成田さんが最も活動の場を広げているのは、何と言っても全国レベルのフォトコンテストで金賞を受賞した経験を活かしたウェディングフォト。いわゆる婚礼写真もまた「海で撮影する機会が多い」ということも非常に興味深いですよね。
成田さん「昨今、海外でのウェディングがやはり人気なのですが、自分が生まれ育った故郷でもある青森の海には、海外にも負けず劣らずのステキなロケーションがあります。あえて地元の海でウェディングフォトを撮影し、その魅力を世界に向けて発信したい、という気持ちもあります」
実際に海で撮影をされたお客様方からは「青森の風景じゃないみたい!!」とか「私の地元の海、見直しました!!」という嬉しい声もいただいている、という成田さん。
ちなみに砂浜での撮影などでは、大切な衣装が汚れないように透明なビニールシートを敷くなど、細心の注意を払って撮影されているそうです。
成田さんが活動の拠点を置く青森市には、合浦公園以外にも、海に面した歴史のある温泉街「浅虫地区」も存在します。
青森市民にとっては「馴染みの海」だからこそ、海で撮影する「日常」の写真は、なんだか見ているだけで幸せな一枚となりますよね。
成田さんの撮影スタイルとしてもう一つ特徴的なのが、「はい撮ります」と言わないこと、なのだそうです。
親子であっても、カップルであっても、まずは被写体さん同士で会話をしてもらったり、成田さんと「たわいも無い話」をしてもらったり、まずはリラックスをしてもらうこと。そういう時間の中で、ふっと出た表情、瞬間を撮影するのが、かけがえのない一枚となるのだそうです。
ただ、海での撮影時は被写体さんとの距離が離れてしまいがちですので、つい声が大きくなった撮影をしてしまうこともあるのだそうです。これもまた、成田さん流の楽しい撮影スタイルなのでしょう。
そんな成田さんは今後の目標として「日本海に面した深浦町の海で、綺麗な夕陽をバックに、ウェディングフォトやカップルフォトを撮影したい」という素晴らしい展望をお持ちなのだそうです。
地元の青森県内に住んでいても、好条件で深浦町の夕陽を拝めることは多くありません。ですが、数々の現場で撮影をこなしてきた成田さんなら、きっとまだ見ぬ素晴らしいウェディングフォトを、私たちに見せてくれると期待しております!!
・1987年生 青森県青森市出身
・「~日常に寄り添う写真を~」をテーマに青森を中心にブライダル、ファミリー、キッズ、マタニティー、広報写真などの撮影を仕事とするフリーカメラマン
・ウェディングフォトアワード2018金賞 他受賞歴有
・撮影依頼、お問い合わせは公式ホームページhttps://kyo-photographer.jp/ または <公式Instagram>または<公式Facebook>のDMにてお願いいたします。
イベント名 | 【海で撮影する記念写真】青森を拠点に活動するフリーカメラマン成田恭平さん。彼にとっての「青森の海」とは? |
「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員としてライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい?