レポート

むつ市民が教える下北地域の海水浴場3選

kaisuiyokujo0

実家から歩いて1分もしないところに海があったこともあり、幼いころから海を身近に感じてきました。海はわたしたちの憩いの場であり、自然のありがたさを感じさせてくれる場所です。

わたしの地元である下北半島は、太平洋・陸奥湾・津軽海峡の3つの海に囲まれています。地形が「まさかり」の形に似ていることから、まさかり半島ともいわれています。サーフィンができたり、海釣りスポットがあったりするため、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな下北地域の海水浴場を紹介すべく、現地まで足を運んできました。
夏のイメージが強い海ですが、冬に行く海もまた、違った雰囲気を楽しめます。いまの海をおさめた写真とともに、楽しんでいただけたらと思います。

大畑海浜公園

大畑海浜公園は下北駅から車で約30分の場所に位置しており、むつ市大畑町唯一の海水浴場です。2009年にオープンされ、大畑町の観光地として多くの方から愛されてきました。

一面に広がる津軽海峡のおだやかな波の音を聴きながら、ゆっくり散歩してきました。公園内では歩道が整備されているので、散歩やジョギングコースとしても最適です。今回も散歩中、愛犬と散歩したであろう跡が残っていてほっこりしました。

むつ市大畑町は、古くからイカがとれる町として有名です。海水浴場から10分ほど歩くと大きな漁港があり、とまっているイカ釣り漁船を見ることができます。
わたしの実家ではイカがとれる時期になると、祖母がさばきたてのイカのお刺身をふるまってくれるのが定番でした。新鮮なイカは透明で透きとおっていて、しょうが醤油でいただくのが地元流。

海で遊んだ帰りは、ぜひ大畑町のイカを食べてみてくださいね。

かわうち・まりん・びーち

下北地域最大の海水浴場として有名な、かわうち・まりん・びーち。社会人になりたての頃、よくドライブで遊びに行っていました。地元住民は「まりんびーち」と呼んでいます。

下北半島のほぼ真ん中に位置しており、陸奥湾に面しています。下北地域の海水浴場といえばここ、といわれるほど認知度が高いため、訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。

その名のとおり、むつ市川内町にある海水浴場です。下北駅から車で約40分の場所にあります。バスもとおっているので、車で来ることができない方でも安心です。道中では道路のすぐとなりに海が広がっており、おもわず停車して見とれてしまうほど。目的地に到着するまでの時間も楽しめますよ。

かわうち・まりん・びーちは、広さも下北一を誇ります。ビーチバレーやバーベキュー、ピクニックをしても十分な広さです。夏休みには、家族連れで遊びに来る方でにぎわいます。シャワールームや更衣室、コインロッカーが完備されている点も、安心して遊べるポイントです。

浜辺をずーっと歩いていくと「むつ市 海と森ふれあい体験館」が見えてきます。自然をテーマに、みてふれて体験できる学習施設です。予約が必要ですが、シーカヤックやSUP(サップ)といったマリンスポーツを体験できるプログラムもありますよ。
青森県ではウィンタースポーツがメジャーなイメージですが、マリンスポーツにも力を入れているようです。泳ぎが苦手な方にとっては、気軽に海で遊ぶきっかけにもなりますね。わたしも今年の夏は挑戦してみようと思います。

愛宕山海水浴場

最後に紹介するのは、むつ市脇野沢にある愛宕山(あたごやま)海水浴場です。川内町から車でさらに奥へすすむこと約30分。訪れるのはじつは今回がはじめてでした。

むつ市から行くには時間がかかる(下北駅から車で約1時間)ことや、もともと村だったことから、知る人ぞ知る穴場スポットです。シーズン中でも人が少ないため、プライベートビーチのような贅沢な時間をすごせます。

規模は小さいですが、きれいに整備されていました。おだやかな海を見ながら、まったりと過ごしたい人にはぴったりな場所です。

海の上にかかる橋を歩くと、なんとすべり台が。着地場所は浅瀬で、浜辺からの距離も近いため小さいお子様でも安心して遊べます。わたしが子どもだったら大はしゃぎで何度も遊んでいたでしょう。

海沿いでは雪が積もりにくいそうですが、愛宕山海水浴場は群を抜いて雪がありませんでした。同じ日にそれぞれ訪れましたが、同じ下北地域でもこんなに違いがあるとは、新たな発見です。

海の向こうに見えるのは「鯛島」と呼ばれる無人島。その名のとおり鯛に似ていることからつけられたそうですが、クジラにも見えるのはわたしだけでしょうか?

7月下旬〜10月中旬には、船で行く鯛島ツアーが体験できるそうです。天気がいい日には八甲田山を見られるとか。海に浮かぶ無人島ツアー、考えるだけでワクワクしますよね。一度はしてみたい経験のひとつです。

魅力にあふれた下北の海

冬に訪れる海は、より空気が澄んでいるように感じ、ゆったりと心を落ち着かせられるような雰囲気がありました。海で遊べる季節になるまでは、こうしてたまに海に足を運ぶといい気分転換にもなるのでおすすめですよ。

たくさんの魅力にあふれた下北の海を、ぜひ訪れてみてくださいね。

イベント名むつ市民が教える下北地域の海水浴場3選
  • 「むつ市民が教える下北地域の海水浴場3選」
    記事をウィジェットで埋込み

    <iframe class="uminohi-widget newssite-article" src="https://aomori.uminohi.jp/widget/article/?p=5775" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://aomori.uminohi.jp">海と日本PROJECT in 青森県</a></iframe><script src="https://aomori.uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

関連リンク

  1. image1
  2. IMG_2595
  3. image1
  4. image1
  5. image1
  6. image1

Pickup

  1. hachinohe6
    八戸の海鮮を食べるならここ!「舘鼻岸壁朝市」「みなと食堂…

    青森県の東側、三八上北地方の中心都市・八戸は、江戸時代は三陸海岸における交易港でした。昭和期に漁港と…

  2. tsugaruhanto1
    津軽半島の海と絶景

    青森県の北西部は、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」であまりにも有名な竜飛崎(歌詞では竜飛岬ですが正式名…

  3. natsudomari5
    夏泊半島と陸奥湾

    青森県の半島というと、陸奥湾の東西にそれぞれ位置する津軽半島と下北半島が有名でこの2つは知っていると…

  4. プロジェクトメンバー神さん
    ネイルポリッシュ『CYAN』のお話を伺ってきました!

    ホタテの養殖から加工、販売まで行っている「株式会社山神」企画販売しているネイルポリッシュ『CYAN』…

  5. shimesaba-photo1
    「ワインしめさば」で食卓に華を添えよう

    八戸といえばサバの町。美味しいサバの商品はもちろんたくさんあるのですが、最近特に気になっていた商品が…

海と日本PROJECT in 青森県
最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget newssite-newest" src="https://aomori.uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://aomori.uminohi.jp">海と日本PROJECT in 青森県</a></iframe><script src="https://aomori.uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

PAGE TOP