『「危険だから」と水辺から遠ざけるのではなく、子供たち自身が「自分の命は自分で守る」意識と技能を身につけてもらいたい』
『教育的効果の高い自然体験活動に興味を持ち、安全に楽しく水辺で遊び、活動してもらいたい』
そんな思いのもと、B&G 財団では、都内小学校をはじめ全国のB&G 海洋センター・海洋クラブと協力し、「水辺の安全教室」を平成22 年度より展開。これまでに全国で20 万人以上が体験しています。
南部町立名川南小学校から28名の児童が参加。南部町立名川南小学校では毎年参加しているとのことです。
水難事故はいつどこで起こるかわかりません。海や川などの水辺はもちろんのこと、災害による水難事故も可能性はゼロではありません。
今回の水辺の安全教室では、万が一水難事故にあった場合を想定して、普段の服装で水に入るとどうなるのか、どうやって泳いだらいいのか「着衣泳の体験」を行いました。
コツは「体の力を抜くこと」です。力を抜くことで体が自然と浮き、顔だけ水から出すことが可能になるんだとか。靴は脱がないこともポイント。水の中では浮力になる役立つそうです。
子ども達も実際に体験!
最初はなかなか難しいかったようですが、子ども達もすぐにコツをつかんでいました!
▼まるでラッコのようにプカプカ浮かべるようになった子も!
警察庁のまとめによると、平成26年に全国で発生した水難事故は1,305件で、死者・行方不明者は740人にのぼります。その内、水辺の活動に関する水遊びや水泳中、魚とり、釣りをしている際に起こる事故が336人、全体の45パーセントを占めています。
水辺で安全に活動するためには、「水辺の安全教室」で正しい知識と技能を学ぶ「そなえ」が必要不可欠です。
イベント名 | B&G 水辺の安全教室 |
参加人数 | 28名 |
日程 | 2018年8月28日(火) |
場所 | 南部町名川B&G海洋センター |