レポート
2019.09.12

【海グルメ】隠れた名店「幸畑 くいもんや まるふく」で海について語り合ってみた!!

食べ物が美味しい青森県内には、知る人ぞ知る「海の幸を味わえる隠れた名店」が多数存在します。

その中でも特に「アットホームな雰囲気で、ハズれのないお料理」を楽しめるお店を見つけましたので、今回はご紹介させていただきます!!

◼︎幸畑 くいもんや まるふく 

今回お邪魔させていただきますのは、青森市の山手にあります幸畑ヒルズ地区に2018年8月に新しくできたお店「幸畑 くいもんや まるふく」さんです。

青森大学もほど近い閑静な住宅街にある居酒屋なのですが、目の前が市営バスも走る大通りに面しているので、アクセスも良好な立地のお店です。

お店の中はカウンター席と小上がりがあり、早い時間からお客様が数名いらっしゃいました。壁には「本日の刺身」のメニューが!! そうです、まるふくさんは特に海の幸に力を入れている居酒屋でして、この日も「小肌」「そうだがつお」「ほや」「鯛」「マグロ中落ち」「しまあじ」などなど、通の方も納得のメニューが勢揃い。

刺盛3点と5点はその日の仕入れによってメニューが変わるそうなので、何が出てくるのかお楽しみだったりします!!(気になる方は先に確認を!)

そしてテーブルの上には「本日のおすすめ」メニューも。もちろん海の幸以外にも、洋食系やイタリアン風な創作料理もありますので、どれを選ぶか迷ってしまいますね。

もちろん居酒屋ですからお酒のメニューも気になるところです。「豊盃」「田酒」「八仙」など青森県の有名な地酒はもちろん、「七力」といった知る人ぞ知る青森の地酒も味わえちゃいます。

また「そんな酒もあるの!?」とびっくりされるのが「幸畑」という日本酒。同じく幸畑ヒルズ地区にあります「酒のタカハシ」でしか買えないプライベートブランドの日本酒なのですが、まるふくさんでも味わうことができちゃいます。製造元は七力と同じ(株)盛田庄兵衛の大吟醸なので、間違いのない味です。

そして、このお店を切り盛りするのがオーナーの福澤 勝さん。これまでに寿司屋、焼肉屋など様々な料理のお店で修行された経歴のある方で、頂いた名刺には「ニュアンス料理人」という肩書きが!!

「なんとなく、こんな料理が食べたい」という「ニュアンス」を言ってもらえれば、ご希望に沿ったお料理を作ってくれるそうですよ!

◼︎乾杯、そして食す

さて、実はこの日はまるふくさんの取材で訪れた以外にも「カメラマン交流会」というものをここで開催することも目的でした。

私がお店に到着して数分後、友人のプロカメラマンNさんが到着。

まずはNさん「七力」をチョイス。「これが飲みたくて、幸畑まで歩いてきたんですよー!」とのことでしたので、帰りも歩いて帰ってくださいね。笑

間も無く、もう1人の友人カメラマンIさんも到着。なんと仕事終わりに弘前市から駆けつけてくれました。

といわけで、まずは乾杯!! 

さてさて「カメラマン交流会」とのことですから、当然カメラ持参なのでしょ?と冗談で聞いてみれば、本当に2人ともカメラを持ってきてました。

どこへ行くにも、カメラを手放さない。寝る時もカメラと一緒。だって、世界は常に決定的瞬間なのだから。

だいぶ話を盛ってますが、カメラ3台を並べながら交流会はスタートしました。

◼︎海の幸が美味しすぎて大変だった件

さて、オーダーしたお料理が運ばれてきました。まずはお刺身の中からNさんが食べたいと言った「ホヤ」

ホヤって貝の一種だと思われがちですが、実は生物学的に貝ではなく、しかも魚でもないそうです。

動物に近い脊索動物の一種として分類されています。ホヤ(海鞘)は海産動物の総称で、通称「海のパイナップル」と呼ばれています。

「ホヤ美味い!!これはたまらん!!」と唸りながら食べるNさん。日本酒「七力」との相性も抜群らしく、最初から大満足のお顔でした。

続いて「小肌」

小肌はオーナーの福澤さんが「もっとも思い入れのあるメニュー」とおっしゃってました。理由を聞くと「小肌をしめていると、若い頃に寿司屋で修行していた時の、大変だったことを思い出すのです」とのこと。

小肌は寿司ネタとしてはあまり目立つ方ではないそうですが、江戸前寿司の定番ネタだったり、出世魚だったりと実は奥が深い魚なのだそうですよ!

その後も次々と運ばれてくる海の幸を使った創作料理。 本当にどれも美味しくてたまりません。

◼︎それぞれの好きな海

さて、料理のお酒にとだいぶ盛り上がってきたカメラマン交流会ですが、青森県内の様々な場所で撮影をされているお二人に「どこの海が好きか?」と訪ねてみました。

Nさん「好きな海といえば、思い浮かぶのは八戸市ですかね。白浜海水浴場とか。撮影で何度も訪れてはいるのですが、八戸は本当に綺麗な海です。朝日も美しいですしね」

Iさん「自分は、深浦町の海かなぁ。弘前市から行きやすい海というのも理由ですけど、日没も綺麗ですし、岸壁が本当に美しいと思います」

好きな海はそれぞれ、見事に太平洋と日本海に分かれました。笑 

ちなみに私はといえば、間を取るわけではありませんが、特に「陸奥湾」が好きです。

私「湾ではありますが、穏やかな表情、厳しい表情、様々な表情を見せてくれる陸奥湾は、何度訪れても飽きることはありません!」

 

というわけで、仲間たちと「それぞれの好きな海」についてじっくりと語りあえた今回のカメラマン交流会 in 幸畑くいもんやまるふく。

お酒はもちろん、お料理も最高に美味しく、とってもリーズナブルな値段で海の幸を味わうことができました!! 大満足です!!

「幸畑 くいもんや まるふく」

〒030-0943 青森県青森市幸畑1丁目21−20

予約TEL:080-5221-0029

イベント詳細

イベント名【海グルメ】隠れた名店「幸畑 くいもんや まるふく」で海について語り合ってみた!!

レポーター紹介

ハリヤマ カズキ

「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい? 

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