レポート

むつ市「おおみなと海自カレー」がいま熱い!!下北の海を目指す俺の旅!!

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「大湊(おおみなと)海自カレー」という「海にまつわるご当地グルメ」が、青森県の下北半島むつ市から発祥し、今じわじわと全国にその名が広がりつつあります。

「海自」という名前からもご察しいただけると思いますが、海上自衛隊の全面協力で制作された、むつ市のご当地グルメなのです。

「毎週日曜日は晩ご飯カレー日」として育て上げられ「自分の半分はカレーでできてます」と信じてやまない私は、その「大湊海自カレー」を食べにバイクを下北半島へ走らせました。

■大湊海自カレーとは?

そもそも「大湊海自カレーとはなんぞや?」という全国のみなさんへ、まずはご説明させていただきます。

出典:おおみなと海自カレー公式HP(https://oominato-kc.com/curry/

一説によると、海上自衛隊では外の景色がほとんど変わらない航海の際、隊員の曜日感覚がなくなってしまわぬよう、毎週金曜日にカレーライスを食べる習慣があるそうです。大湊基地所属の艦艇等にも、それぞれの部隊ごとに独自のレシピのカレーが提供されており、そのこだわりの味が隊員の任務を支えています。大湊海自カレー普及会では、各部隊の個性ある秘伝レシピをそれぞれの店舗に伝授いただき、その味を忠実に再現した特別なカレーを提供しています。

というのが、大湊海自カレーの由来なのだそうで、海上自衛隊大湊基地がある青森県むつ市内にあるいくつかのお店で食べることができるそうです。
しかもそれぞれのお店でちょっと違った「個性的な味」が楽しめるのだとか!!

■まずは1店舗目・・・しかし・・・

まず向かったのは、むつ市の「下北名産センター」

「本州のてっぺん下北半島で、北のグルメならなんでも揃う」と、観光客のみなさんがやってくるというこちらのお店。

海自カレーが食べられるのはセンター内にある「大食堂」で、他にも「活ほたて定食」や「海鮮ラーメン」など、陸奥湾の美味しい海グルメがたくさんあるそうです。

センター内には本当にたくさんの海産物!!そして下北半島のお土産!!

むつ市の南方に位置するこの下北名産センターは、大型バスも可能な広い駐車場がありますので、落ち着いてお土産を選べそうですね。

しかし、残念ながらこの日「海自カレー」がお昼でもう売り切れになっておりました・・・。

1日10食ほどの限定メニューらしく、僅差で食べられなかった・・・あぁ、海自カレー。俺の海自カレーは何処へ。

■2店舗目「駅前食堂」

このまま海自カレーが食べられないまま取材を終えるのは許されない(個人的に)ので、他のお店へ移動することに。

JR下北駅前にある「駅前食堂」さんへ、向かうことにしました。

こちらも人気店らしいので、もう海自カレーは売り切れなのだろうな・・・と少しネガティブになりながら入店したところ「まだ食べれますよ」とのこと!!

ま、ま、マジですかー!!??

というわけで「護衛艦ちくまカレー」にやっとのことでありつけた令和カレー親善大使(自称)の私。

「数種のカレー粉を乾煎りし、牛乳・珈琲・バターを最後に入れ、コクと風味を出した辛口のポークカレー」とのこと。

ワンプレートで運ばれてきた「護衛艦ちくまカレー」なかなかのボリュームです!!

カレーを中心に、茹で卵とサラダ、牛乳、さらには生姜焼きなどが乗せられ、見た目にも大変お美しゅうございます!!

そしてこの海自カレーですが、冗談抜きで本当に美味しいです。

食べた瞬間に「あ・・・」という言葉を絶する感動と、入念に計算されつくされたであろうスパイス、そしてまろやかな旨味。

本当に、このカレーに出会えて良かった。敬礼!!

■帰りは「大湊の海」に

むつ市の大湊地区には、海上自衛隊の護衛艦が間近で見られる海のスポットもあります。

こちらは目の前に小さな公園もあり、撮影スポットとして人気の場所なのだそうです。

なんとこの日は偶然にも、4隻の護衛艦が停泊中でした。この光景が見られるのは、年間に1〜2日くらいなのだと詳しい方に教えていただきました。

「あの護衛艦の中で、海自カレーをみんな食べているのかな」などと考えつつ、バイクを停めたカレーの王子様こと、俺(自称)

本州最北端、下北半島の海。そしてむつ市のご当地グルメとして有名になりつつある「大湊海自カレー」

実に充実した「海のツーリング」となりました。

大湊海自カレー、青森県在住の私が絶大におすすめすす「海グルメ」ですよ!!

イベント名むつ市「おおみなと海自カレー」がいま熱い!!下北の海を目指す俺の旅!!

レポーター紹介

ハリヤマカズキ
故郷の青森市を拠点に写真家&ライター活動をしている。季節に関係なく全身で海を感じ、海産物に囲まれていると幸せを感じる。 
  • 「むつ市「おおみなと海自カレー」がいま熱い!!下北の海を目指す俺の旅!!」
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