レポート
2021.08.30

【海キャンプ】津軽海峡の見える「鋳釜崎キャンプ場」で一人過ごした春の日

やっと雪が消えた4月中旬のこと。

よく晴れた春の日に、ふと「デイキャンプがしたい」と思いました。

そうとなれば、向かうのは決まって津軽海峡の見えるキャンプ場です。

■鋳釜崎キャンプ場の春

津軽半島、今別町の先端にある「袰月海岸(ほろづきかいがん)」

北海道の松前半島までを見渡せるこちらの海岸、断崖の上に整備されたのが「鋳釜崎(いがまざき)キャンプ場」です。

まだ草が茶色いままで、これから緑が濃くなっていくのかな?と思いながらも、今年初めての本格的なデイキャンプに、心踊らずにはいられません。

到着して、まずはサイトまで荷物を運ぶための「アウトドアワゴン」を準備します。

ソロキャンプとはいえ、物が多い私にぴったりの道具。ご家庭でも重宝します。

芝生の綺麗なサイトなので、ペグも容易に刺すことができました。

こちらは子供の頃から家族で訪れているサイトなので、なんとも言えない安心感もあります。

というわけで、テント設営完了。

■海を見ながら、最高の食事を

続いて、家から持ってきたお米を炊く準備をしましょう。

イワタニプリムス社のソロクッカーと、コールマンの「パワーハウスLPツーバーナーストーブ」が重宝します。

ご飯を炊いている間に、焚き火の準備です。

落ちている松ぼっくりと、細かく切った着火用の木材を投入し、火を点けます。

良い感じに火が大きくなったところで、鉄板をしき、カルビを投入!

素晴らしい音を立てながら、肉が焼き上がります。

そして炊き立てのご飯と焼肉が合う!!最高です!!

薪が次第に炭となっていく姿をじっくりと眺めながら、一人の時間を堪能します。

■海とキャンプ

目の前に広が袰月海岸を、展望台の上から眺めます。

この津軽海峡の向こうには北海道があり、海底深くには「青函トンネル」もある。改めて、なんだか不思議な海です。

昔、家族で夏休みにこのキャンプ場を訪れた時は、よく下の海岸で素潜りを楽しみました。

シュノーケルを着けて潜った海は本当に綺麗で、魚や貝が本当に手で捕まえられそうなくらいでした。

遠くまで行かなくても、身近な自然である海を楽しむことが、とても価値がある。

そんなことを、自然に教えられたような気がしておりました。

そうこうしているうちに夕方になり、もう帰らないといけない時間となりました。

たった半日だけのデイキャンプでしたが、テントを畳むのは、なんだか寂しい気持ちになります。

ソロキャンプの醍醐味は、不便を楽しみ、自然を楽しみ、日常のありがたさに気がつくこと。

自分のペースで過ごす時間、家族との時間、どちらも大切なのだと再確認すること。

改めて、海のそばでキャンプをすることは、自分にとってかけがえのない時間なのだなと感じた春の日でした。

イベント詳細

イベント名【海キャンプ】津軽海峡の見える「鋳釜崎キャンプ場」で一人過ごした春の日
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