青森県内でも有数の「港町」として知られる、太平洋に面した八戸市。この街には「海の街ならでは」の素晴らしいスポットが点在するわけですが、その中でも特に人気なのが「市場」というジャンルです。
今回は八戸市で毎週行われている「日本最大級の朝市」と「八戸の美味いものがなんでも揃う市場」をご紹介します!
八戸市の館鼻地区。普段はごく普通の岸壁があるこの地区に、毎週日曜日の朝だけ出現する巨大朝市が「館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)」です。
全長800メートルもある岸壁に300店舗以上の店が立ち並んで、毎週数万人もの人出があるこの朝市。青森県内のみならず、国内でも最大級の朝市なのです。
「館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)」に到着すると、想像していた以上の人!!! 早朝だというのに、いったい何千人? いや、何万人の人がいるのでしょうか?
朝市は日の出と共に開始されるので、夏場は朝7時くらいともなると半分くらいのお店はもう撤去しているそうです。大型連休やお盆などには観光客や帰省客なども通路にあふれるので、歩くのが困難なほど賑わうそうですよ。すごいですよね。
朝市で販売されているものは、八戸産の新鮮な魚などの魚介類はもちろん、野菜や花、さらにお惣菜まで売られております。
さらには刃物やミシンのお店もあったり、とにかくバラエティが豊かです。
面白そうだったのが「焼きそば詰め放題」という企画のお店。今回はできませんでしたが、次回ぜひチャレンジします!
「うどん」「そば」「おでん」などのお店も数多くあり、この朝市では毎週違った「朝ごはん」を楽しむこともできます。
歩いているだけでこんなに楽しめるのは、八戸市が大きな港町なのはもちろん「みんなで海を盛り上げよう!」という意気込みが強く感じられるからでしょう。
思えばこの館鼻地区も、東日本大震災の大津波では、甚大な被害を受けた地域です。
日本最大級の朝市が毎週開かれ続けているのは、八戸市の人々の海を愛する気持ちが、深く関係しているようです。
日の出と共に始まる巨大な朝市は、想像以上の規模で、想像以上に楽しい場所でした。朝に早起きした日はぜひ、館鼻岸壁朝市にはぜひ足を運ぶことをおすすめします。
続いてご紹介するのは、八戸フェリーふ頭にもほど近い河原木地区にある「八食センター」です。
八食センターは「青森県八戸のなんでも揃うでっかい市場!」をスローガンに、八戸沖で獲れた海の幸を中心とした様々な海産物が揃う市場です。
八戸市民はもちろん、近郊の町からもわざわざここへ魚介類を買いにくる人も多く、いつも駐車場が満車になるほど大賑わいです。
また、場内には「七厘村」という市場内で買った魚介類やお肉などをその場で焼いて食べられるコーナーもるので、雨の日でもBBQができてしまいます!
場内のレストランコーナーにあるお寿司屋さんでは、寿司がテイクアウトできるコーナーもあり、ネタも市場で仕入れたものばかりなのでとても新鮮。間違いなしの美味しさです。
このように八戸市はさすが「港町」というだけあり、市場も活気があって実に楽しい街だということが、皆さんもお分かりいただけましたでしょうか?
青森市からだと最近は「上北道」という自動車道路も開通し、約2時間以内には八戸市にたどり着くことも可能になりました。皆さんもぜひ、八戸方面の市場を目的地に海のドライブをしてみませんか?
イベント名 | 【市場へGO!】港町の八戸市に海ドライブする時は、絶対に寄ってほしい市場があるぞ!! |
「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい?