青森県の西海岸、日本海に位置する深浦町。夕日が綺麗な町として、海と共に町おこしをしている町です。
深浦町には海の幸を使ったご当地グルメもあり、また海と共存しているからこそできるお祭りも存在します。今回はその2つをご紹介させていただきます。
青森県内で「マグロ」といえばみなさん大間町を思い浮かべるかもしれません。しかし県内でのマグロ漁獲量ナンバー1は、実は深浦町なのです。そんなマグロを使った県内初の「新OMOTENASHIご当地グルメ」として有名なのが、深浦町の「深浦マグロステーキ丼」です。
この話題のご当地グルメが最近「深浦町役場」の中でも提供されることになりました。全国初となる役場内の新・ご当地グルメ提供店「深浦町役場マグステ食堂」です。
2016年にグランドオープンしたこの食堂。3年ほど空虚化していた役場内の食堂を、「役場内新・ご当地グルメ専門店」とし、メニューはマグステ丼の1つだけで開業されたそうです。このような形態で特定の町村役場が開業するのは全国初とのこと。
提供メニューは「マグステ丼」のみなので、他のメニューは一切ございません。まさにランチェスター戦略です。注文して待つこと10分ほど。マグステ丼が運ばれてきました。
美しいお皿に盛られたマグロと3種の丼が、実に良い色どりです。刺身はもちろん、ステーキで焼いてみるとマグロ本来の旨みがギューっと閉じ込められるそうです。
そして噛むと適度な歯ごたえがあり、じわっと、口の中に溢れます。 ちなみに「深浦町役場マグステ食堂」は11月末まで無休営業。11~14時までの営業とのことです。
そして何と言っても町役場ですから、土日祝日は職員さん達の車が無いそうなので、とても駐車場が広いそうです。 最高300台駐車可能のとっても広い駐車場の「マグステ食堂」へ、ぜひお越しください。
深浦町といえば、海に沈む夕陽が最高にキレイであり、千畳敷海岸など、全国へ誇る名だたる海岸もたくさん楽しめる海沿いの町。
その深浦町で最大の夏祭りといえば「津軽風待ち湊 ふかうらヤットセ」です。今年2018年も8月14、15日開催されました。
画像出典:http://fukadoko.jp/spot-2list/index.html
「ふかうらヤットセ」とは、鮮やかな浴衣を身にまとい、深浦小唄を踊る盆踊りのことなのだそうです。深浦小唄の歌詞には「昔ながらのヤットセ、人目忍んでヤットセ…」と「さあ、みんなで踊りましょう」を意味する“ヤットセ”が繰り返し歌われていまるのだとか。
深浦町は2009(平成21)年にこの深浦小唄をリメイクし、それをきっかけに、この夏祭りを「津軽風待ち湊 ふかうらヤットセ」と名付け、多くの町民が浴衣で短い夏を楽しむ夏祭りとなったそうです。
画像出典:http://www.tohokutank.co.jp/torikumi.html
祭りのフィナーレとして、「灯篭流し」「HANABI, in this nature 深華」も開催され、今年も大盛り上がりだったそうです。
画像出典:http://www.jalan.net/event/evt_203007/?ccnt=event_rec_arnd
浴衣を着て、短い夏を楽しむ、海沿いの深浦町の最大の夏祭り。海を大切にして、来年度も無事に開催されるように期待しましょう!!
イベント名 | 日本海に位置する青森県深浦町のご当地グルメ&最大の夏祭り!! |
海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない