レポート
2019.10.30

【海の玄関】青森県にある海を航海するフェリーを2つご紹介します!!

青森県はには「海の玄関口」がいくつもあります。

今回はその中でも北海道と青森を結ぶ「津軽海峡フェリー」と、陸奥湾内に面した2つの半島、下北半島と津軽半島を結ぶ「むつ湾フェリー」をご紹介します!

■津軽海峡フェリー

北海道をひたすら走った後に、函館市の「函館フェリー埠頭」に到着。インターネットなどで事前に予約している場合は、所定の場所で乗船券を発行し、係員の方に誘導してもらい、船の乗船を待つことになります。

乗船の順番としては、先に2輪車、次にトラックや大型車、最後に乗用車という流れになります。徒歩で乗船する方は、ターミナルビル3階の「ボーディングブリッジ」から船室へ直接歩いて行けるのが便利ですよ。

天気が良い日は船上のデッキに出て、海のある景色を眺めることができます。特に北海道からの帰路は、函館市のベイエリアから函館山までが一望できるのでとってもおススメ。

出航までの間、「これから青森市に帰るんだなぁ」と、しみじみ感じてしまう時間です。

いよいよ出航の時間となり、乗務スタッフのみなさんと地上スタッフのみなさんが連携して、船からロープを切り離していきます。

「またな!!北海道!!」と、切なくもなる瞬間です。

函館市から青森市までの航海時間は、約3時間40分ほど。その間は船内やデッキでゆっくりと海を眺めることができます。

また、津軽海峡フェリーは愛犬と一緒に船の中へ入れることも特徴!!

ワンちゃん専用のバルコニーもあるので、愛犬を思いっきり走らせながら航海を楽しむこともできますよ。

津軽海峡フェリーは新造船された船が多いのも特徴で、今回乗船した「ブルーハピネス」は船内がとっても綺麗でした!

廊下では海を眺められる位置にテーブルや椅子がいくつもあり、ここで食事を楽しむ方もたくさんおられました。

また、子供連れの家族には嬉い「キッズルーム」もありました!!

こういう細かい設備が、本当に嬉いのですよね。

3時間40分の航海を終えて、青森市の青森フェリー埠頭に帰ってきました!!北海道の空気も良かったですが、青森の海も空気がうまい!!

せっかくなので、青森のフェリーターミナルビルの中も見てみることにしました。

ターミナルの中はとても広くて、まるで空港のロビーみたいで、海を一望できるように窓が多く、とっても気持ちの良い空間です。

また、ここはレストランスペースにもなっていて、フェリーへ乗船する前後に食事もできます。

津軽海峡フェリーは船もターミナルも、新しくてとても快適な空間ばかりで、今回は利用できて本当に良かったなと感じました。

本州と北海道を結ぶ航路なのはもちろん、航海中に「海を楽しむ」ことにとても配慮されたフェリーなのだなと実感できました。

そうこうしているうちに、ブルーハピネスはまた函館に向かって出航していく時間となりました。

こんなに快適で、たった3時間40分で北海道に行けてしまうなら、また何度でも利用したくなってしまいますね。

津軽海峡フェリー公式HP:https://www.tsugarukaikyo.co.jp/

 

■むつ湾フェリー

陸奥湾を行き来する「陸奥湾フェリー」の拠点は、外ヶ浜町の蟹田地区にある海にそびえる巨大な「塔で、それがこちら、「トップマスト」です。

トップマストは平成8年にオープンし、お隣の「観瀾山公園海水浴場」に隣接して建っている、実に存在感のあるガラス張りの塔です。

館内の一階では地元の特産物や海の幸をはじめ、津軽半島・下北半島の特産物も販売されております。小さな道の駅のような役割も果たしているようです。また、外ヶ浜町と交流の深い北海道の特産物なども販売し、塔の上階には海の風を感じながら展望できるテラスも完備されております。

ちなみに塔の高さは地上30m超(!!) 最上階にはむつ湾を一望できる展望台も設置されてます。

そしてトップマストの最も重要な役割として「むつ湾フェリー」の乗船場にもなっているのです。外ヶ浜町から下北半島の脇ノ沢地区までを結ぶ海の道が、ここから乗船できるのですよ。

目の前は外ヶ浜町蟹田地区の漁港と海。写真の向こう側に見えるのが下北半島で、こんなに近いのか・・・と痛感させられます。

外ヶ浜町に来たら、ぜひトップマストに足を運んでみてください。そのままむつ湾フェリーで下北半島へ渡ってしまうのも楽しいですよ!!

むつ湾フェリー公式ホームページ

イベント詳細

イベント名【海の玄関】青森県にある海を航海するフェリーを2つご紹介します!!
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