浅虫温泉地区といえば、その歴史は古く「東北の熱海」とも呼ばれる温泉街です。
旅館、ホテルから、少し歩けばもう海。目の前には大きな陸奥湾。
温泉街の中にはちょっと変わった洋風な建物や、半世紀以上の歴史がある古民家なども多く見られます。
それぞれの建物に歴史があり、そこに生きた人々の営みが見られる光景。
そこに注目して歩いてみれば、新たな発見が生まれるかもしれません。
■サンセットビーチあさむし
そして、浅虫温泉地区で大人気なスポットは「サンセットビーチあさむし」です。
そもそも浅虫温泉街は、海沿いに立ち並ぶ温泉宿から徒歩で行ける海があるという、全国でもなかなか珍しい立地。
ここは青森市中心街からも車で30分ほどでアクセスできる好条件であり、目の前には「道の駅 ゆーさ浅虫」や「青い森鉄道 浅虫温泉駅」もあるという素晴らしいビーチです。
1日中泳いだ後に、温泉に入って帰る。夜は温泉街で海鮮丼を頂く。なんて贅沢な日帰り旅行も楽しめます。
■日没まで楽しめる浅虫
「サンセットビーチ」という名前がついているので、サンセット(日没)も美しいことでも有名なこのビーチ。
時期にもよりますが、午後16時〜19時頃になると、空の色が盛大に変わり始めます。
目の前に広がる陸奥湾へ吸い込まれるかのように沈む夕日。
若干雲がかかっていたとしても、それはそれで素晴らしい夕焼けです。
浅虫の海の特徴とも言える「湯の島」「裸島」「カモメ島」が黒いシルエットとなり、夕日の美しさを際立ててくれます。
1日の終わりに、さまざまな気持ちが交錯する時間かもしれません。
でも、この日没を「美しい」と思える人は、きっとたくさんいると思います。
■ちょっとした旅にもおすすめ
さて、今回この青森市浅虫温泉地区を旅してくれたのは、青森市内の大学生の工藤恵さん。
工藤さんは「海と日本PROJECT in 青森県」のレポーターとして、番組の方でも活躍してくれております。