レポート
2022.06.29

八戸市海洋ごみ回収事業見学

2022年6月19日
6月17日(金)八戸市舘鼻岸壁にて
海洋ごみ(海底ごみ)回収事業が実施されました。
海洋ごみ運搬
この日は八戸市内で一番海に近い小学校『大久喜小学校』の児童が
海底ごみの様子を見学に来ていました。

見学に来た児童

気が付いたことや疑問に思ったことなど 一生懸命メモしながら見学していました。

メモを取る児童2019年以来2度目の海底ごみ回収
全10隻の船から引き上げられた海底ごみ。

ロープなどの漁具
マンガ本やビデオテープ

マンガ本
スーツケース

スーツケース
二層式洗たく機

洗たく機悲しげな表情に見えるガスコンロ
ごみ捨てないでねとつぶやいているように見えました。

コンロの叫び

こちらでは
引き上げられた長靴を手に取って何か入っているようだったので
振ってみると小さな魚が出てきました。

長靴①
さらに振ってみるとスルなんと!小さなサメがでできてびっくり!!

長靴②

実際に引き上げられた海底ごみを見た子どもたちは
海洋ごみの引き上げを行った漁師さんのお話を聞きながら
質問コーナーでは積極的に手を挙げて質問していました。

説明を聞く児童

私はこちらのごみの大きさに驚きました!
いったいどうやって海に沈んだのだろう?

大きなごみ

八戸といえば水産業が盛んな街。
またそこに住んでいる子どもたちが地域のことを学ぶ機会のひとつ
『海洋教育プログラム』への取り組みも盛んです。
海底ごみを見学することで
学びを通して海ごみに対して問題意識を持ち
実際に解決するために行動している児童たちに
私は深く感心しました。

学ぶ児童

引き上げられたごみは分別されてその後処分されます。

ごみ分別

分別見学児童

捨てられたゴミを住処として暮らす魚たちの生きる力
自然が持つパワーの偉大さを強く感じました。
また同時にそんな海の生き物たちのためにも
きれいな海を守りたいと思いました。

 

イベント詳細

イベント名八戸市海洋ごみ回収
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