レポート
2018.10.04

下北半島は現実離れした絶景の宝庫!!海のスポット満載!!

青森県内の北部にある斧のように見えることから「まさかり半島」とも呼ばれる下北半島。青森市からも離れているため、なかなか訪れる機会がない、という方も多い場所ではないでしょうか?

今回はその下北半島に訪れる際は必ず寄っていただきたい「絶景スポット」をご紹介いたします。

■仏ヶ浦

まさかり半島とも呼ばれる下北半島の西側に位置する佐井村。まさかりの刃の部分に当たるのが佐井村です。この佐井村にある「仏ヶ浦」は、長い時間波風にさらされ削られた白い岩が約2キロに渡って続いており、約2,000年前に現在の形になったと言われています。

それぞれの白い岩には、如来の首・五百羅漢・一ツ仏・十三仏観音岩・蓮華岩・地蔵堂・極楽浜など、仏の名にちなんだ名前が付けられており、その総称が仏ヶ浦です。深いですね。

国の天然記念物に指定され、恐山と共に下北地域を代表する景勝地となっています。陸路の場合は、駐車場から急な斜面の遊歩道を20分ほど歩きますが、遊覧船で海からのアクセスもできます。

■尻屋崎

「本州最生涯の地」とも呼ばれる尻屋崎。東北で初めてできたという白亜の洋式灯台は全長33m。今年2018年から中に入り、上からも海を眺められるようになりました。

また、尻屋崎周辺の牧草地には「寒立馬(かんだちめ)」という馬たちがおります。かつては農耕馬として利用された南部馬の子孫であり、今では青森県の天然記念物としても知られるこの馬がいる海の光景は、青森県内でも特に現実離れしたような光景が広がる海のスポット。

本州をどこまでも北へ行けばここへたどり着く。まさに本州最生涯の地ではないでしょうか?

■大間崎

「本州最北端の地」といえば大間崎。大間崎といえばマグロ、はもはや青森県のみならず、全国的にも有名なブランドと化しております。

最北端にしては呆気にとられるほど住宅街の一角にある大間崎に来て見れば「本当にここが最北端なの?」と思ってしまうかもしれません。しかしやはりここは最北端。海の向こうにはすぐ函館市が建物まで見えるほど近く、やはり端っこであることが実感できるかと思います。

周辺には最北端の食堂やお土産やさんが立ち並んでおり「日本最北端到達証明書」も購入できます。

■下北半島は、かなりすごい!!

青森県内の海のスポットの中でも、特に下北半島は別格なような気がします。少し日本離れしていると言いますか、外国の絶景のような、はたまた北海道のような、そんな光景が広がる地域です。青森市から下北半島までは車で2時間以上、今回ご紹介した地域はさらに2時間ほど離れているため、なかなか行くまでに気合いのいる地域でもあります。

しかし実際に訪れて見れば、現実離れした海の光景に感動すること間違いなしですよ!!

イベント詳細

イベント名下北半島は現実離れした絶景の宝庫!!海のスポット満載!!

レポーター紹介

海プロ青森特派員 ハリヤマ

海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない

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