「日本一の菜の花の町」という呼びこえも高いほど、春には一面黄色い菜の花が咲き乱れる、青森県横浜町。下北半島への玄関口としても知られるこの町ですが、実は古くから海と共存してきたことでも知られる町なのです。
今回はそんな横浜町にある「え、こんなスポットがあったの!?」と思ってしまう場所をご紹介させていただきます。
横浜町は菜の花畑が有名で、毎年「菜の花フェスティバル」が開催され、広大な菜の花畑を迷路にした菜の花大迷路はとても人気があります。また、町名の由来ともいわれる南北に長い海(陸奥湾)があるので海産物も豊富で、ナマコ、ホタテ、ホヤなどが多く採れます。
国道279号線沿いにあるホタテ観音。平成4年7月、陸奥湾がいつまでも美しい海であるよう漁業の繁栄と操業の安全、旅行者の健康と交通安全など、さまざまな願いをこめて建立された観音像。
高さ1.8m、台座を合わせると約4mになり、世界でも珍しい陶器製。両手にホタテ貝を大事そうに持っています。ホタテの養殖は平内町についで青森県2位とのこと。このホタテ観音からは天気が良いとむつ市の釜臥山が見えます。
ホタテ観音の隣にはお土産と食堂があるトラベルプラザ サンシャインがあり、菜の花やなまこ、ほたて関連のものを中心に、下北半島のお土産も取扱っています。
食堂はホタテコロッケやなまこそば、菜の花ラーメンのほか、陸奥湾の海の幸がたっぷり入った「陸奥湾ラーメン」など、地元の特産品をふんだんに使ったメニューを楽しめます。また、ここでしか食べられない「菜の花ソフトクリーム」は、菜の花にちなんだ黄色いソフトクリームで、ほどよい甘さが人気です。
砂浜海岸はその名の通り砂浜の海岸で、夏には多くの海水浴客で賑わいます。実際に足を運んでみれば「まさに砂浜!!」と叫びたくなるような砂浜が広がります。
シーズンオフ時には人もまばらですが、冬には白鳥も飛来します。夕暮れ時には陸奥湾に沈む夕陽がとてもキレイです。
横浜町といえば、菜の花のシーズンしか訪れたことがない、という方も多いかもしれません。しかし実際には年中獲れる海の幸が豊富で、見所もいっぱいの海の町なのです。私自身もまだ見たことのないスポットがたくさんありそうですし、ホタテやナマコが美味しいのは魚介類マニアとして聞き捨てなりません。
是非ともこの海の町、横浜町でステキな海のスポットを探してみてくださいね!!
イベント名 | 【こんな場所があったのか!!】青森県横浜町にある「海のスポット」厳選集!! |
海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない