まだ肌寒かった春先の頃。
少しだけ早いかな?と思いつつ、一泊でソロキャンプを楽しみたくなり、陸奥湾沿いを北上しました。
津軽海峡に面した外ヶ浜町の三厩地区。
この海沿いの道を山手へ少しだけ向かい、林道の中を進みます。
そして辿り着いたのは「三厩やすらぎ公園」という、よく整備された公園。
この公園の一部はオートキャンプ場として区画されているのですが、なんと無料で使えます。
気持ちの良い林間サイトで、トイレも水洗が完備されてます。
もしもの時の避難小屋的なログハウスもありますので、何かと安心感があります。
ただし、なかなかの山の中にあるサイトですので、携帯電話の電波はあまりありませんでした。
もし緊急で連絡したい時などは、海の方まで車で5分ほど戻る必要がありますので、注意が必要です。
さて、夜になりまして、焚き火の時間が始まりました。
春先で気温はすでに10℃を下回りそうでしたので、焚き火の炎がいつもより感じられる気がします。
あっという間に薪も燃えてしまいますので、多めに準備してきてよかったなと感じました。
しかし、本当にキャンプの醍醐味といえば焚き火。
人ははるか昔から、この火を見て生活してきました。
特にこの山の中で不安な夜は、火を見て心を落ち着かせたくなりますね。
すっかり使い込んだアルコールランタンにも、優しい炎が揺れてます。
しかし、じっとしていると本当に寒いので、スープを飲むことにしました。
春先のキャンプとはいえ、青森県の場合は「冬山装備」と考えた方が良いでしょうね。
燃え尽きていく薪を眺めつつ、静かに夜はふけていきます。
そして朝が来て、テントの外へ出てみると、気持ちの良い木漏れ日が感じられました。
昨夜はなんと、最低気温が5℃まで下がりましたので、少しだけ寝冷えしたような気もします。
何はともあれ、まずは朝食から。温かいものを食べたくて仕方ありません。
湯気がとても目につくほど、朝も冷え込んでます。
こういう時に、すぐにお湯が沸かせるガスバーナーがあって良かったなと感じます。
まだぼーっとする頭を完全に覚ますために、コーヒーを沸かして飲むことにしました。
キャンプの時にあると便利なのが「シエラカップ」
こちらはチタン製なので、非常に軽くて丈夫なものです。
海からは少しだけ離れたこの林間サイトですが、よく整備されていて実に快適に過ごすことができました。
今度はもう少し暖かい季節に遊びにきたいですね。
そうそう、このキャンプで一番美味しかったのがこれ「陸奥湾産ホタテの串焼き」
豊かな海で育ったホタテを焚き火で豪快に焼き上げると「あぁ、自然が近くにあるって素晴らしい」と感じられました。
イベント名 | 海も近く、気持ちのよい林間サイト「三厩やすらぎ公園」 |