ふと、海に行きたくなる時。海を感じたくなる時。
なぜか、海を見たくなる時。例えば海水浴、海釣り、海辺でアウトドア。
さまざまな日々のなかで「海を思う」のは、いったいどんな時でしょうか?
海に沈む夕日。1日のうちで一番、さまざまな感情が交錯する時間ではないでしょうか?
これから迫ってくる夜を前に「明日はどんな日になるのだろう?」「今日は、あんなことがあったな」など、色々なことを考えます。
夕方に訪れる海はそんな風に、気持ちの切り替えにとても適した場所なのかもしれません。
海で貝殻を拾ったり、砂遊びをしたり。
去年までは気がつかなかった小さな感動に、今年は気が付く子供。その成長を感じられるのもまた、海が適していると思います。
子供が大きくなった時に「お父さん、お母さんと一緒に来た場所」だと、ふと思い出してくれれば嬉しいですね。
海といえば砂浜をイメージする方も多いのではないでしょうか?
太平洋に面した八戸市の「大須賀海岸」は「北東北最大規模の歩ける砂浜」として、近年とても注目されております。
まるで、どこか海外にも見えるこの砂浜を、時間を忘れてどこまでも歩いてみたい気持ちにもなります。
条件が良ければ「キュっ、キュっ」という音が聞こえる「鳴き砂」としても有名なこの大須賀海岸。
砂浜を静かに歩いてみれば「海と共に生きている」と強く感じられます。
青森の海といえば、美味しい海の幸も欠かせません。
豊かな水質で知られる、ミネラル豊富な陸奥湾で採れたホタテ貝、ウニなどは、甘みが強くて一度食べたら忘れられない味です。
また、太平洋の荒波にもまれて育った「八戸前沖サバ」や日本海に面した深浦町の「マグロ」など、青森県内には美味しい海の幸が本当にたくさんです。
海を見ることができなくても、海の幸を味わってみるのもまた「海を思う」ことに繋がりますよね。
また、キャンプなどで焚き火をする時にはいつも、お肉や野菜意外にも「魚介類」を食材として持っていくのも楽しいです。
私がいつも買うのは、やはり「ホタテ」
焚き火で焼いてもなお、甘みが強くて、本当に美味しいです。
海に面したキャンプサイトでも、たとえ山の中のサイトであっても、海の味覚を味わうのが最高です。
そしてこの「海と日本PROJECT in 青森県」のライターを担当させていただき、改めて思ったことがあります。
最初は「青森の海スポット」を簡単にご紹介するだけで、精一杯でした。
しかしかれこれ5年間、青森県内のさまざまな海の場所へ取材に向かってみれば、新しい発見が本当にたくさんありました。
そして、海を通じて知り合った方々もたくさん。この活動をしていなかったら、見られなかった世界もたくさんありました。
どこまでも続く海のように、いつも誰かと誰かが繋がっているのを、これからも忘れないようにしたい。
そんなことを教えてくれた海に「ありがとう」を伝えたい。
この海が、この先もずっと美しいままでいてくれたらと願い、そんな世界になるように、生きていこうと思います。
イベント名 | 海を思う時。海に「ありがとう」を伝えたい |