八戸市の「種差海岸」といえば、どこまでも続く天然芝&雄大な太平洋。そして奇岩が連続する岩場など、青森県内の中でも非常に特徴的な地形を持つ素晴らしい景勝地で有名です。
太平洋といえば風が強くて荒々しいイメージがありますが、種差海岸は沖に防波堤があるために波も比較的穏やか。とても気持ちの良い風が吹き抜けるスポットです。
今回は八戸市出身で八戸大好きっ子の「サキさん」と一緒に、種差海岸までドライブに行ってきました!!
まずは種差海岸のすぐ目の前にあるお食事処で一休み。
さすが、東北でも有名な水産業の町である八戸市。海の幸を使った新鮮なメニューが豊富です。
この日は「磯ラーメン」と「生ウニ丼(ミニ)」、サキさんは「生ウニいくら丼」を注文しました。
磯ラーメンはイカやホタテ、ウニなど三陸の海の幸が大変豊富に入っていて、味もあっさり薄めの塩味。非常に美味でした!!
食後、腹ごなしに種差海岸をサキさんの案内で歩いてみました!
私自身、種差海岸にはかれこれ10回ほどは来ておりますが、太平洋から打ち寄せる波が作り出した岩場は何度見ても独特です。
本当に面白い作りをしている巨大なものばかりで、見ているだけで「自然ってすごい」と驚かないわけにはいられません。
まるで映画のセットのようなこの岩場。天然芝から歩いてすぐの海が、こんな岩場になっているなんて、普通は想像がつきませんよね。
岩場の上で、余裕で昼寝ができそうなサキさん。
非常に穏やかな時間が流れる中、時折大きめな波がやって来たりもしました。少し離れた海岸では、サーフィンを楽しんでいる人たちも数多く見られました。
つい時間を忘れて、ゆっくりしてしまいたくなるほど美しい場所です。
種差海岸って「花の渚」と呼ばれるくらい、色々な花が自生していることでも有名なんですよ。
理由は、太平洋特有の海風「ヤマセ」や、岩場・砂浜・湿地・草原といった複雑な地形、そして種差海岸を愛する地元の人々の地道な保全活動によって守られてきたからなのだそうです。
季節によって様々な花が咲きますが、6月から8月の夏季に数多く見られるのは「ニッコウキスゲ」というオレンジの花。
山地や海岸など、湿った草地に群生する一日花で、別名「ゼンテイカ」とも呼ばれるのだそうです。
これからの季節、夏に種差海岸に行くと、一面にこのニッコウキスゲが咲います。まるでオレンジの絨毯のようでキレイです。
八戸市の海を代表する有名な景勝地、種差海岸は、訪れる度に新たな発見が生まれる、海を楽しむにはうってつけの綺麗な海岸です!!
どこか日本離れした魅力も満載なので、みなさんも新たな発見があるかもしれませんね!!
イベント名 | 【海を五感で楽しむ!】八戸市の種差海岸へドライブ!!究極に満喫してみた!! |
「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい?
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