津軽半島の先端、今別町。
最近では北海道新幹線の「奥津軽いまべつ駅」も完成し「青函トンネル」と共に北海道への玄関口として有名です。
今回はこの今別町の先端に大きく突き出した岬「高野崎(たかのさき)」へ行ってきました。
高野崎はキャンプ場にもなっていて、よく整備が行き届いた芝生や売店、シャワーもあります。
トイレもとっても綺麗なので、ドライブの休憩なんかでも利用しやすいポイントです。
芝生の上を北へ歩いていくと、青い海がお出迎え!!
見渡す限りの水平線、よく晴れた日には海の向こうに北海道の松前半島から函館方面が見えます。
岬の下は磯場になっていて、干潮時には歩いて渡ることもできます。
カニや魚、ヤドカリもたくさん見ることができますので、夏休みは家族連れで賑わう海の名スポットになります!
高野崎の象徴的な光景といえば、海にかかるこの2つの赤い橋。
「津軽半島の先端まで来たぞー!!」と言わんばかりに、青い海と対比するかのような真っ赤な橋。
この橋は歩いて渡ることもできますが、満潮時や海が荒れている日は危険です。
海が穏やかな日に、この地を訪れる機会があれば、ぜひどうぞ!
さて、今回ボクがこの高野崎を訪れた目的はもちろん「海を眺めること」です。
しかし眺めているだけでは勿体無さすぎる景色なので、今回は「津軽海峡の波」を、写真で表現したいと思います。
津軽海峡といえば、有名な「津軽海峡冬景色」から、少し「寂しい」とか「荒々しい」イメージがありませんか?
そんな津軽海峡の波にスポットを当て、撮影した写真がこちら!!
どうでしょう? 荒々しいイメージが表現できてますでしょうか?
この日は風も非常に強くて、立ったまま撮影するのが少し大変でした。
でもそのおかげで、津軽海峡らしい波を撮影する甲斐がありました。
実際に海を眺めてみるとわかるのですが、この辺は岩の造形もとても面白いですよ。
綺麗で穏やかな芝生のキャンプ場とは似合わないほど、荒々しくも美しい海のポイントです。
赤い橋を入れた構図も、本当に絵になります。
他県から訪れた方々や、まだこの地へ足を運んだことのない青森県民の皆さんに「津軽海峡の景色」と教えてあげるとしたら、この景色を一番に見せてあげたいですね。
津軽海峡は国際航路にもなっているので、高野崎から海を眺めれば、漁船以外にも大型のタンカーやフェリーなど、大小様々な船を見ることができます。
「この波の先は、北海道、いや世界に続いている」と考えながら海を見るのも、なかなかロマンがありませんか?
イベント名 | 【あぁ津軽海峡】今別町「高野崎」で「津軽海峡の波」を全力で撮影してみた! |
海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない