ホタテ貝の養殖で有名な、青森県平内町。この町にある「夏泊半島(なつどまりはんとう)」は、陸奥湾の中央付近に飛び出た半島部のことを呼びます。
この陸奥湾は、夏泊半島を境にして東に野辺地湾、西に青森湾と区別され、青森県の海としても大変貴重な場所となっております。
まだ少しだけ、残暑があった秋の最初の日。
青森県弘前市出身の大学生、工藤恵さんは、この夏泊半島へ足を運びました。
夏泊半島の中でも人気のスポットは、この「大島」と呼ばれる、その名の通り、少し大きな島。
島の面積は約20ヘクタール。海の上に歩道橋が整備されていて、歩いて渡ることができます。
島の先端には灯台もあり、ちょっとしたハイキングを味わうこともできる小ぶりな島です。
夏泊半島の海岸線をドライブして、「無料の駐車場の駐車場もあって嬉しい」ということで多くのお客さんが訪れるスポットです。
ここから青森市方面へと伸びる、陸奥湾沿いの海岸線は、いつも変わらず美しい場所。
青森県外から遊びに来た方も「こんなに海の近くをドライブできるなんて、すごい!!」と感動してくれる場所です。
地域によっては海って、断崖絶壁からしか眺められないものだったりするそうですので、夏泊半島は目線と同じ高さで海が眺められる、とても良いスポットなのでしょうね。
そしてここから「大島へ続く橋」を歩いて渡ることもできます。
渡り切った先は、丸みのあるちょっと大きな岩場になってます。
大島から夏泊半島の本土を眺めると、空と海のコントラストが絶妙だということに気付かされます。
まるで「湾のある海外の田舎町」のようにも思えてしまう美しいスポットです。
そして日没になると、この絶景とも言える夕陽が待ってました。
この夏泊半島は、春は潮干狩り、夏の海水浴シーズンには多くの家族づれでここが賑わいます。
また、秋には少し寂しい海の光景、冬もまた、ハクチョウが渡来する美しい海となります。
「青森の海の美しい写真を撮影したい」「海を気軽に楽しんでみたい」という方々にとって、まさにここは海の楽園。
「綺麗な海で、最高の夕陽でした。なんだか普段の色々な悩みも飛んでいくような。そんな光景が広がってて、とても嬉しかったです」
と工藤さんも喜んでくれました。
その日によって、海に沈む夕陽の表情は全然違います。
あなたも「あなただけの夕陽」を探しに、夏泊半島へ行ってみませんか?
イベント名 | 【女子旅】平内町・夏泊半島で探す「私だけの夕陽」 |