レポート

【本州最北端】「大間観光土産センター」と「大間の海の魅力」

スクリーンショット 2020-09-01 10.21.58

本州最北端といえば!? そうです、みなさまご存知、マグロ一本釣りの町として有名な、青森県大間町です。

大間崎には「本州最北端の石碑」と「マグロ一本釣りの像」がありますが、今回ご紹介するのはそのすぐ向かいにございます「大間観光土産センター」です。

■大間観光土産センターについて

大間観光土産センターにお勤めの「勝川 明樹(かつかわ あき)さん」に、今回はメールでの取材をさせていただきました。

(以下、勝川さん:談)

大間観光土産センターは、昭和32年(1957年)に創業し、昭和44年(1969年)現在の大間崎に移転しました。

私は2016年から勤めております。

大間観光土産センターは妻の実家の稼業で、私自身はもともと首都圏でサラリーマンをしておりました。

妻は創業者の祖父を亡くした頃から「いつかは大間に戻ってお店を手伝いたい」という思いがあり、交際中からその考えは聞いておりました。

また私もあまり都会での生活が合っていないと感じていたため「いつかは大間へ行っても良いかな」とは思っておりました。

そして結婚を機に、夫婦で大間へ引っ越してきました。私は移住のようなものですね(笑)

 

■お土産品に迷ったら、これを!!

大間観光土産センターの店内には、数えきれないほどのお土産品が所狭しと並んでおります。

しかし本州の最北端ですから、ここでしか買えない貴重なグッズがたくさんあるはず!! 

(以下、勝川さん:談)

お店で「一番売れている!」と断言できる商品は、当店限定の「まぐろの塩辛」と「まぐろのとろ炊き」です。

そして遠方からのお客さんたちには、まぐろ商品はもちろんですが、軽くて持ち帰りやすい、大間特産の「早煮昆布」や「ふのり」といった大間で採れる天然の海藻類が好まれているようです。

ちなみに、直接お店に来ることが難しい方の為に「オンラインショップ」もあるのですが、こちらではマグロ漁師の「山本秀勝さん」を始めとする、大間の漁師さんのグッズが人気です。

でも正直「これがもっと人気になればいいのに」という商品は「まぐの手」です。

今でも人気がある商品なのですが、さらに人気に火がついてほしいです。肩たたきもできて、尾っぽでは背中も掻ける優れものです(笑)

今回ご紹介していただいた商品だけでも、非常に魅力的なものがたくさんあり「まぐの手」はライターハリヤマも普通に欲しいと思いました。

それから個人的には、こちらのエコバッグもとても好印象でした。

■「ゴジラのような雲」でバズった!!

私が今回、大間観光土産センターを取材しようと思ったきっかけの一つに、2020年7月5日に勝川さんがTwitterで投稿されたこちらの画像がありました。

大間崎から見える弁天島の奥、北海道方面に現れた、謎の不思議な雲。

波のようにも見えるし、その姿はまるで「ゴジラ」のようにも見えてしまう。こんな雲、見たことがありません。

(以下、勝川さん:談)

お店のお客様も引き始めた時間(17時頃)のことでした。散歩がてら写真を撮りに最北端のマグロモニュメント付近を歩いていました。

一度、適当にスマホで弁天島の写真を撮ったところ、弁天島の横に不思議なモノが見えたので、拡大してみたところ雲のようでした。

初めて見る形の雲でしたので、そちらの雲が真ん中に来るように写真を撮り、すぐにTwitterに投稿しました。

投稿してすぐにコメントで、同じような雲のニュースの記事をあげてくれた方がおり雲の名前が「ケルビンヘルムホルツ波」ということがわかりました。

その後は「ゴジラ」「ペンギン」「ネッシー」等に見えるなどなど大喜利的に楽しんでいただける方と「珍しい雲」ということで拡散してくださる雲に詳しい方の2タイプの方々がRTやいいね!をしてくださり、次の日の朝には「1万いいね!」がついていて、びっくりしました。

■「大間の海」から感じること

大間町という本州の最北端の海に面した土地にお住まいの勝川さん。

彼にとって「大間の海から感じること」とは、具体的にどんなものなのか、最後にお聞きしました。

(以下、勝川さん:談)

大間に住んでみて「大間の海の幸」の美味しさには本当に驚きました。マグロは勿論ですが、ウニ、タコ、イカ、モズク等々(あげたらキリがありません)全てが美味しいです。

また夏から冬にかけて大間のマグロ漁船は大間崎沖数キロで漁をすることも。「100キロ以上の大物と戦っている漁師さんが目の前にいる」と思うと、ロマンを感じます。

そして「大間の海」には毎日、新鮮さを感じています。四季折々、毎日の海が変化します。風もなく南国のように海が澄んでいる日もあれば、荒れ狂い恐怖さえ感じる日もあります。

流れ着いてくる昆布等の海藻(真昆布、ガゴメ昆布、ツルアラメ昆布、天草、ひじき等々)も、海育ちではない私にとっては不思議でとても面白いですね。

本州最北端、マグロ一本釣りの町に生き、そこを訪れた方々へ「思い出の品」を提供している大間観光土産センター。

そして、海育ちではないけれども、毎日違った海の表情への感動がある、という勝川さん。とてもステキな生き方だなと、今回の取材を通して私も思いました。

ご協力、ありがとうございました!!

 

■有限会社  大間観光土産センター

<住所>

〒039-4601 青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-728

<営業時間・定休日>

4月から10月末まで 午前8:00~午後6:00

11月から3月末まで 午前9:00~午後5:00

基本年中無休 不定休有

<連絡先>

T E L  :0175-37-3744

F A X  :0175-37-2074

MAIL:shop@oma.co.jp

オンラインショップ:https://shop.oma.co.jp/

公式Twitter:https://twitter.com/omacojp

イベント名【本州最北端】「大間観光土産センター」と「大間の海の魅力」

レポーター紹介

ハリヤマカズキ
故郷の青森市を拠点に写真家&ライター活動をしている。季節に関係なく全身で海を感じ、海産物に囲まれていると幸せを感じる。 

Instagram:https://www.instagram.com/hary_k_photo/
  • 「【本州最北端】「大間観光土産センター」と「大間の海の魅力」」
    記事をウィジェットで埋込み

    <iframe class="uminohi-widget newssite-article" src="https://aomori.uminohi.jp/widget/article/?p=2943" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://aomori.uminohi.jp">海と日本PROJECT in 青森県</a></iframe><script src="https://aomori.uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

関連リンク

  1. image1
  2. IMG_2595
  3. image1
  4. image1
  5. image1
  6. image1

Pickup

  1. hachinohe6
    八戸の海鮮を食べるならここ!「舘鼻岸壁朝市」「みなと食堂…

    青森県の東側、三八上北地方の中心都市・八戸は、江戸時代は三陸海岸における交易港でした。昭和期に漁港と…

  2. tsugaruhanto1
    津軽半島の海と絶景

    青森県の北西部は、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」であまりにも有名な竜飛崎(歌詞では竜飛岬ですが正式名…

  3. natsudomari5
    夏泊半島と陸奥湾

    青森県の半島というと、陸奥湾の東西にそれぞれ位置する津軽半島と下北半島が有名でこの2つは知っていると…

  4. プロジェクトメンバー神さん
    ネイルポリッシュ『CYAN』のお話を伺ってきました!

    ホタテの養殖から加工、販売まで行っている「株式会社山神」企画販売しているネイルポリッシュ『CYAN』…

  5. shimesaba-photo1
    「ワインしめさば」で食卓に華を添えよう

    八戸といえばサバの町。美味しいサバの商品はもちろんたくさんあるのですが、最近特に気になっていた商品が…

海と日本PROJECT in 青森県
最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget newssite-newest" src="https://aomori.uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://aomori.uminohi.jp">海と日本PROJECT in 青森県</a></iframe><script src="https://aomori.uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

PAGE TOP