海に囲まれ、海と共に歩んできた青森県は、まさに海の幸の宝庫です。魚介類はもちろん、それをアレンジした製品がとても多いこともまた特徴であり、住んでいる私たちはもちろん、観光客の皆さんにも喜んでもらえる品々がたくさんあります。
今回はそんな青森県の海の幸と、お隣北海道函館市の海の幸が見事にコラボした製品を、実際に試食してみたレポートをお届けします!!
今回ご紹介するのは、青森市幸畑地区に本社を構える「はとや製菓」が開発した大人気商品。青森の海の幸をふんだんに使った面白い製品。その名は「のっけ丼茶漬け」です。
「のっけ丼」という言葉を聞いて「!!」と反応する人は。間違いなく青森市民である確率が高いですよね。のっけ丼といえば、本家は青森市古川地区にあります「魚菜センター」で食べられることで有名ですよね。市場内で丼にご飯を持ってもらい、刺身やお惣菜などを買い丼に盛ってもらうシステムで、大人気です。そして本商品は、2016年(平成28年)3月に開業した「北海道新幹線・新青森‐新函館北斗間」。その開業を機に制作された製品なのだそうです。
海の幸などが書かれたお洒落なイラストの外袋をめくると、丁寧に密封されたパックの中に入った具材が出てきます。
具材はまず、北海道函館市で作られた「いかの塩辛」。お酒のおつまみやおかずに鉄板の、まさに海の味です。そして青森県の名産品の「ホタテ」「サケ」などの海の幸。それだけでなく、山の幸「椎茸」まで贅沢に使われております。これらの具材をそれぞれ「フリーズドライ」し、美味しさや食感をギュ!っと閉じ込めて作られた、全国的にも珍しい特製のお茶漬。
青森県産のホタテと聞けば、ホタテ好きの僕は、聞いただけでよだれが出てきます。また、個人的に北海道も大好きなおで、函館の海の幸ともコラボしたと聞けば、津軽海峡を挟んだ海の絆を感じずにはいられません。お茶漬けの作り方ですが、とっても簡単。熱々のご飯にのっけ丼茶漬けをのせ、お湯をかけて数分待ちます。
あっという間に、豪華なお茶漬の完成。
実際に食べてみて驚いたのですが、青森産の「ホタテ」が予想以上に大きく、フリーズドライされてもなお味がしっかりと残っている、ということでした。
函館産のイカもまたコリコリした食感が損なわれておらず、生の海の幸をそのまま乗せたと言っても過言ではないお茶漬けでした。内容の豪華さは、まさに「のっけ丼」。津軽海峡の味を楽しんでもらう。これは、お土産にも最適ですね。
※はとや製菓さんによると「お湯をかける前に、ホタテを砕いてからお作り頂ければ、もっと食べやすく美味しく召し上がれますよ」とのことです。そんな食べ方も斬新ですね!
今回いただきました「のっけ丼茶漬け」ですが、わさび味がほんのりと感じられて実に美味しいものでした。そして青森市と函館市が海の絆で繋がって実現したコラボレーションのお茶漬なんて、間違いなく業界初ですよね。
こんな風に海の幸を楽しめるのは、青森県と北海道、それぞれの土地が海を大切にしているからなのですよね。これからも海と共に歩んでいく為に、何ができるか? そんなことを少しだけ頭に思い浮かべながら、これからやってくる秋の夜長にはぜひ「のっけ丼茶漬け」を食してみてはいかがでしょうか?
はとや製菓公式ホームページはこちら
イベント名 | 【函館ー青森の海の幸!】津軽海峡の絆で結ばれたコラボレーション商品「のっけ丼茶漬け」を実際に食べてみた! |
海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない