レポート
2019.11.22

【海と雑貨】青森の海が感じられる小物がいっぱいの小さな雑貨店、青森市「miageru.」さん

今回お邪魔させていただきましたのは、青森市の桜川地区にございます、小さな雑貨屋さん「miageru.」さん。

2017年3月にオープンした、和食器を中心に集めた雑貨屋さんです。

お店のドアには、これからの季節にぴったりな可愛らしい雪のマークと、ネコとクマがウェルカム。入店前から、とても優しい雰囲気が漂っております。

お店の中も暖色系のライトに照らされ、とても優しい雰囲気です。

「日本の古き良きものをチョイスした」という店内の商品は、ガラス製の食器や陶器類など、食卓に彩りが生まれそうな可愛らしいものたちがたくさんで目移りしてしまいます!

お取り扱いしているブランドは「津軽びいどろ・HASAMI・BARBAR・白山陶器・野田琺瑯・むす美・木頭ゆず・LPはだか麦茶・にじゆら・他」と、実に様々。これはすごい・・・。

⬛️代表の金原さんと「海を感じる逸品」

今回お世話になります「海を愛する人」ことmiageru.の代表、金原蓉子さん。

金原さんとは数年前に地元のラジオ番組に出演したことがきっかけで知り合いました。そして市内の同じ高校の出身だったということも知り、意気投合。miageru.をオープンしたということで、いつかお邪魔してみたいと思ってました。

miageru.に置かれている数々の雑貨の中でも「特に海を感じられる逸品」というものがこちら。青森市の「ふじわら陶房」さんが制作された「平目ぐいのみ」です。

青森を象徴するかのような、実に淡い「青」が美しいこちらのぐいのみの中には、青森県の県魚でもある「ヒラメ」の小さなワンポイントが。ここにお酒を入れると、ゆらゆらとヒラメが泳いでいるようにも見えるという、まさに「青森の海」というテーマにぴったりの面白い商品です。

また、こちらは同じくふじわら陶房さんが制作された、青森県の形の箸置きです。

美しい色は、青森の四季を表現しているとのことで、季節によって使い分けるのも面白そうですね。右利き用だけではなく、左利き用もご注文可能というこちらの商品もまた、手仕事のぬくもりを感じる素晴らしい逸品とのことです。

また、青森市の北洋硝子さんが制作しているガラス製品「津軽びいどろ」も、miageru.さんではたくさん取り扱っているそうです。

元々はガラスの宙玉を制作していたことから始まり、ガラスのコップや花瓶などではもう青森県のみならず、世界的にも注目されている津軽びいどろ。私も大好きなブランドですので、見ているだけで楽しくなってしまいました。

また、私が見つけた中で面白かったのが「国産寒さば」の缶詰。ゆずの味が程よく効いたこちらの商品もまた、海を感じられる美味しいもの、とのことで、これからの季節にぴったりのようです!

⬛️金原さんと海の関わり方

代表の金原さんに「海は好きですか?」とお聞きしたところ「大好きです!!」という嬉しいお返事が。

金原さん「うちの母の実家が青森市の西部で、近くには油川ふるさと海岸という綺麗な海があります。子供の頃によく、その海岸で遊びました」

金原さん「そうそう、高校生の頃にも海での思い出があります。平内町の夏泊半島のキャンプ場で、仲の良い友達家族とキャンプをして、海を見ながら朝まで語り合おう、ということになりました。次の日に起きたら足を虫にいっぱい刺されていて、泣くほど痒くて。でも楽しい思い出です」

今でも愛犬の散歩でよく、海を歩いているという金原さん。季節に関係なく、青森の海は人々に安らぎや癒しを与える素晴らしい環境なのだと思います。

ちなみに「miageru.」の店名についてお聞きしたところ「忙しい人生の中でも、ときどき立ち止まって、上を見上げるように、前向きでいようよ」ということが由来の一つなのだそうですが、実はもう一つ、金原さんの人生の中で起きた奇跡的な出来事が深く関係しているのだそうです。

それは、なぜこのお店が青森市の「桜川」にオープンしたのか、も大きなヒントになるのですが・・・答えは、ぜひmiageru.に足を運んで金原さんご自身から聞いてみてください!!

「miageru.」

 住所 〒030−0945 青森県青森市桜川2丁目17−2

営業時間 11:00〜19:00

定休日 毎週水曜・第3火曜日 お盆・年末年始はちょっとだけ休業

公式ホームページはこちら

イベント詳細

イベント名【海と雑貨】青森の海が感じられる小物がいっぱいの小さな雑貨店、青森市「miageru.」さん

レポーター紹介

ハリヤマ カズキ

「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい? 

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