青森県平内町。青森市から浅虫地区を超え、すぐお隣。数々の歴史のある町であると共に、四季折々の海の美しさが楽しめることでも有名な町なのです。
海といえばどうしても「夏」というイメージが定着してしまいがちですが、平内町の場合は「冬」も海を楽しめるのです。今回はそんな平内町の海スポットをご紹介させていただきます。
平内町の小湊駅から4kmほど海に向かった場所にある「浅所海岸」は、青森県内でも有数の「白鳥飛来地」として超有名な海岸なのです。10月末~春先まで、毎年800羽ほどの白鳥やカモなど、たくさんの渡り鳥を見ることができます。
私がドライブに行ったのは3月くらいでしたが、まだまだたくさんの白鳥がいました。昔はここら辺にエサを売っている店なんかもあって、多くの人々が白鳥にエサをあげてました。最近は「エサやり自粛」という傾向もあり、できなくなってしまいました。しかしやはり白鳥やカモは、野生の鳥ですので、野生の生き物は野生のまま、そっと見守っておくのが一番なのではないかと思います。
ちなみに浅所海岸は「小湊のハクチョウおよびその渡来地」として、国の特別天然記念物にも指定されているそうです。まだ夏なので白鳥が飛来する時期には早いですが、夏に行く浅所海岸も、海にかかる橋やその向こうの山も見えてキレイですよ。そして冬から春までは白鳥たちがたくさん見られます。つまり、年中楽しめる貴重な海岸なのです!!
さて、みなさんは「魚貝類」といえば何を思い浮かべますか? 私は迷わず「ホタテ」を思い浮かべるくらい、ホタテが大好きです。実は平内町は「日本一のホタテの町」として有名で、ホタテを使ったご当地グルメが食べられるのです。
その名は平内ホタテ活御膳。まさに、ホタテづくし!!ホタテの世界サミット!!と言わんばかりのボリュームで、平内の海で採れた3年貝の活ホタテが贅沢にも5個分使用されてるそうです。 ホタテ5個って、かなりの量です。
極厚のホタテを贅沢に刺身とステーキでそれぞれ食べられます。それぞれに、違う食感が楽しめて、まさに魚貝料理の極みです。青森の海が育てた、素晴らしいご当地グルメ。ホタテ好きの私には、まさに夢のような料理です。
陸奥湾に突き出した小ぶりな半島。平内町の夏泊半島。この半島の先端にある「大島」周辺は、夏に行くと最高なスポットです。
無料の駐車場も広く整備され、車を置いて歩いて遊びに行けます。数軒のお店が軒を連ね、中には「釣り堀」もある商店も。平内産のホタテや魚など、新鮮な海の幸を自分の手で釣り上げる喜びを手軽に味わえます。
イカ焼きやツブ貝焼きを売っている食堂もありますし、お子さんを連れて磯遊びなんかも気軽に楽しめそうです。青森市周辺の海水浴場といえば「合浦公園」や「サンセットビーチあさむし」も有名ですが、夏泊半島もかなり遊べるスポット満載です。 ぜひぜひ、足を運んでみてください。
夏はもちろん海水浴、海辺でバーベキューなど海を楽しむ要素はたくさんあります。しかし寒さの厳しい冬にも、海では白鳥や渡鳥を観察できる最高の機会があります。四季を通じて海を楽しめるのが青森県の海の魅力で、中でも平内町はホタテ御膳も味わえて四季を楽しめる、最高の町です!
イベント名 | 【平内町の魅力】冬には白鳥が飛来し、美味しいホタテのグルメが食べられ、綺麗な海岸で遊べる!! |
海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない