レポート
2020.09.08

はしかみハマの駅『あるでぃ~ば』に行ってきた

太平洋を望む階上町大蛇地区に、「はしかみハマの駅 あるでぃ~ば」があります。
2018年5月にオープンした海産物直売所です。
並んでいるのはアブラメやカレイなどの地魚やホタテ、ツブ、フノリなど。
地元の漁師さんがとってきた新鮮そのもののラインナップです。

注目してほしいのはそのロケーション。
階上海岸のすぐそばに位置し、建物の裏は下りるとすぐに海です。

潮風がダイレクトに感じられ、ウミネコの声も聞こえます。
遠くには漁に出ている船が見え、海を五感すべてで受け止められるスポットです。

少し風が強い日は、潮のにおいがふわりと漂ってきて、打ち寄せる波の音が駐車場からでも聞こえます。海が好きな人だったら、景色を見ながら、リラックスして長い時間のんびりできると思います。気分転換におすすめの場所ですよ。

中に入ってみると、近隣に生息する魚を展示した水槽があります。
アブラメやヒラメ、カレイにホヤなど、食卓になじみのある魚介類が動いている姿を見られます。ちょっとした水族館のようで、子どもは大喜びです。

メインの海産物売り場は、ちょっとした市場みたいな雰囲気ですよ。
地元の漁師さんが水揚げした新鮮な魚が売り場にぎっしりと並んでいます。

海産物直売所に並ぶ魚介類は、その日の朝に水揚げされたものがほとんどだそう。
多い日は、旬の魚介類が50種類ほど並ぶこともあります。

あるでぃーばのウリは、なんといっても漁港がすぐそばで、漁師さんが近くにいること。
二階にある休憩場の窓からは漁港が見えるほどの距離です。
そのため、鮮度はどこよりもよく、価格もとても安いです。

お得に海産物が買えるとの噂が広がって、八戸など近隣地区からも買い物客が訪れるため、午後にはほとんどの魚が売り切れになることも。
お目当ての商品を買うには、午前中早めに行ってみることをおすすめします!。

あるでぃーばの名前は、青森県南地方の方言である「あるでば」から命名されたそうです。
「あるでば」は「ありますよ」という意味で、あるでぃーばに来れば階上近隣の海産物がなんでもあるという思いを込めて命名されたそうです。

施設内には、地元産海産物を使ったレストランや、軽食販売所も併設されています。
日替わりの「焼き魚定食」や「ハマラーメン」が人気のメニューだそう。

イベントも頻繁に開催されていて、行くたびに新しい発見があるので楽しいですよ。
お近くに行く機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

イベント詳細

イベント名はしかみハマの駅『あるでぃ~ば』に行ってきた

レポーター紹介

石動龍

青森県八戸市在住。公認会計士、税理士、司法書士、行政書士。読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格。石動総合会計法務事務所代表。ドラゴンラーメン(9月開店予定)店主。ローカルメディア「八戸リアルストーリーズ」編集長、十和田子ども食堂ボランティアとしても活動している。趣味はブラジリアン柔術(黒帯)。

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