画像出典:https://ameblo.jp/ru-ku5457/entry-12288309412.html
ボクが小さい頃、両親と一緒に青森市の浅虫地区へ行くと、ポツンと海に見える島が決まって目に入りました。
白根崎の沖にある、ちょっと巨大な岩の島。 通称「裸島」と呼ばれているそうです。
そして小さいころ両親から聞いたこの島の伝説が、今でも島を見るたびに、しみじみ思い出されるんです。
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その伝説というのも、ちょっと悲しい話なのですが……
その昔、浅虫地区の里で、母親が赤ちゃんを木陰に寝かせ畑仕事をしていた。
その時、どこからともなく大鷲が飛来して、眠っている赤ちゃんを連れて飛び去ってしまった。
さらわれた赤ちゃんは裸島の頂上に下ろされ、大鷹はそこで羽を休めていた。
気づいた母親は狂乱して、素手で裸島の岩を登ろうとした。
必死で岩肌をひっかいたところ、滑らかな岩だった裸島も側面が欠き削られ、母親の血で染まり今の形になったという。
という内容の伝説が残っているそうです。
子供のころは「へー、そうなの」って聞いてましたが、今になると、なんだか泣けてきました・・・。
でも、伝説は伝説として、この裸島とその周辺の海は本当にキレイなんですよ!!
青森県はどこへ行っても海に面している土地ですが、浅虫の海って穏やかで、小さい頃から今になっても、この景色を見るとワクワクしてくるんですよねー。
画像出典:http://aomori-ubi.jp/nico-navi/show_d2.php?c=1&co=692&n=&p=&lat=40.8890786&lon=140.8636349
伝説が残る裸島も、なんだか小さい頃に見た時より、一回りも二回りも小さくなってしまった気がします。
浅虫地区に行った際はぜひ、この伝説を思い出しながら島を見てみてくださいねー。
イベント名 | 青森市浅虫地区の「裸島」に残る、ちょっと悲しい伝説とは? |
青森県の海が大好きな専属レポートキャラクター。三度の飯より海が好き。