7月下旬ですが、ひょんなことから地元である青森市の「浅虫温泉」に一泊できる機会をいただきました。
青森市出身の青森市育ち、要するに「純青森市民100%」の私が浅虫温泉に「宿泊する」ということは、実はちょっとした大事件だったりします。
今回、私たちご一行が訪れたのは浅虫温泉の人気宿「南部屋 海扇閣」さんです。
陸奥湾が一望できる絶景の露天風呂と、津軽三味線の演奏コンサートが楽しめるとのことで、県外からのお客様方からも大人気とのこと。
お部屋は海側で広く、とても居心地の良い空間でした。窓の外からは夕方の陸奥湾が。素晴らしいロケーション!!
夕食の時間の前後には、津軽三味線のライブコンサートが、なんと毎晩開催されてます。
青森市民にとっては聴き慣れている津軽三味線の演奏ですが、改めて聴くとやはり力強くて迫力満点。これは県外からの旅行者のみなさんにとってが「青森らしさ」が感じられる素晴らしい思い出になると思われます。
夕食会場へ到着しました。一度に利用できる人数が決まっているため、夕食時間を「1部」「2部」と分けているそうです。我々は到着時刻が19時以降だったので「2部」となりました。
今回の夕食は「ハーフバイキング」となっておりました。席に着くとすぐに、お通し的な創作料理のワンプレートやお刺身、汁物が運ばれてきました。それ以外の料理はバイキングコーナーから自由に持ってくることができるようです。
お刺身ですが、これが実に美味!! 地元を褒めるわけではありませんが、青森県の海産物は全国的に見ても絶対にハイレベルです。刺身ツウの方も唸ること間違いなし。
今回は2歳のうちの息子も連れて行ったのですが、ちゃんと子供用のお茶碗やフォークなどを準備してくれていて、本当に助かりました。子育て世代でも安心して利用できますね。
海のパイナップルこと、珍味でもある「ホヤ」の蒸し焼きも美味しくいただきました。
さらに面白かったのは、八戸市の郷土料理「せんべい汁」と、深浦町の特産品「つるつるわかめ」が一緒に食べられたこと。つまり「太平洋と日本海の味が一緒に楽しめる」ということです。これができる宿って、青森県だからこそなのかもしれませんよ?
陸奥湾産のホタテも飽きるまで食べられます。自称ホタテマスターの私も唸る美味しさ。感動です。
さらにこの日は「土用の丑」の日でもあり、鹿児島県産のウナギがバイキング料理の中にもありまして、これまた肉厚で美味しすぎました。
普段は少食なうちの息子も「おかわり!!」と大喜びだった晩ご飯。いやいや、地元の浅虫温泉、他県のお宿に負けてません。素晴らしいお料理ばかりでした。
翌日、浅虫温泉駅の向かいの駐車場では「朝市」が開催されておりましたので、早朝に遊びに行ってみました。
朝早くから多くのお客様で賑わっていて、地元の方がふらっと訪れることのできる素晴らしい空間となっておりました。
八百屋産も出張販売されていて、地元の新鮮なお野菜が手に入りました。
量のわりに値段もリーズナブル。うちの嫁さんも思わず大量に買ってしまうほどでした。
「はいどうぞ!」とズッキーニを試食させてもらったうちの息子も大喜び。
さて、食べてばかりで申し訳ありませんが、朝食会場へ向かいました。
朝から豪華バイキング料理で、会場の外まで行列ができるほどの大盛況っぷり。
中でも感動したのは、地元産の「マグロの漬け」が朝から食べられたということ。ご飯に乗せればまさに「漬け丼」です。こんな豪華な朝食が食べられるなんて、幸せすぎます。
食材の宝庫でもある地元の青森県。海の幸も山の幸も、実に濃厚で満足できる食材が本当に多いのだなと感じられました。
食事が終わったら「片づけてけヘッ」のプレートを机の上に掲示。こういうところに津軽弁が使われているのも、青森らしくて良いでしょう。
さて、今回初めて泊まりました地元青森市の浅虫温泉のお宿。地元であるが故になかなか泊まることも無かったのですが、実際に宿泊してみると質の高さに脱帽しました。
これまでなんども県外の宿に宿泊したこともありますが、本当にハイレベルです、浅虫温泉の宿。全力でおすすめいたします。
あ、写真の撮影はできませんでしたが、温泉自体も大変素晴らしいお湯でしたよ!!
展望風呂から陸奥湾が一望できて、まさに青森の海が感じられる素晴らしい浅虫温泉。皆様もぜひ、足を運んでみてくださいね!!
イベント名 | 浅虫散策 |
「海と日本プロジェクトin青森県」の特派員として、フォトグラファー&ライター活動をしている。海のことを考えると眠れないのは海のせい?