レポート

みんな大好き!浅虫水族館

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今年の青森の夏は雨がよく降りますね。天気も悪く、遠出もしにくい…。
県内でどこか楽しめるところに行きたいな~。
そんなときこそ我らが浅虫水族館!お出かけ難民の強い味方になってくれます。

■浅虫水族館とは

みんなご存知浅虫水族館だとは思いますが、概要の紹介です。

・〒039-3501 青森県青森市浅虫字馬場山1-25
・浅虫温泉駅より徒歩10分
・駐車場 あり
・営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
・年中無休(※何らかの影響で休館の場合はホームページにてお知らせ)
・料金 一般/高校生…1,030円 小/中学生…510円 幼児/無料
・公式ホームページ https://asamushi-aqua.com/

浅虫水族館は昭和58年にオープンし、青森県に生息するものをはじめとする多種多様な水生生物を展示しています。その種類は約300種、数にして1万点です。陸奥湾の海を再現したトンネル水槽や、直接手で触れることができるタッチコーナー、ペンギンやアザラシを間近で見ることのできる海獣館など、たくさんの人気スポットがありますが、中でもやはり一番人気なのはイルカショーです。週末や長期休み期間中には県内外からたくさんのお客さんが見に来ます。
そんな、みんな大好き浅虫水族館へ8月のとある日に家族で行ってきました!

■破格の入館料

幼少期から何度も訪れている浅虫水族館ですが、大人になって来てみると新たな発見がたくさんあります。

まず、何より入館料の安さ!県営だからね~と周りの大人は言いますが(私も大人)、未就学児の無料は本当の本当――にありがたい。大人の1,030円も驚き。関東圏の数ある有名水族館の入館料を見てしまうと、大人二人+未就学児二人で2,060円なんてほぼ無料です。ショーやらなんやらで追加料金が発生するわけでもなく、この料金は本当に目を疑います。
そして、さらにお得な年間パスポートも存在します。一般・高校生2,610円で小・中学生は1,300円です。お魚ガチ勢にはたまらん。年パスを作る際には写真撮影もしますので、ぜひおしゃれしていきましょう。

入館料の安さを語るだけでこんなにも文字数を使ってしまいました。それだけコスパが良いということを伝えたかったのです。

■お出迎えのウミガメ

館内に入るとまずお出迎えしてくれるのがこちらのウミガメちゃん。
手足をスイスイ動かして、気持ち良さそうに泳いでいます。すごく間近まで来てくれるので迫力満点です。
子どもたちは「顔が近い!おめめぱちぱちした!」と入って一発目の生き物にして興奮がマックスに。赤ちゃんウミガメらしき小さなウミガメもいて、下の子がそれに気づくと「あかちゃんいた。○○(自分)みたいだねえ」と冷静な発言も。
このウミガメちゃんに会うと、浅虫水族館に来たな…!という感じがして大人もテンションが上がります。

■青森県の魚たち

館内を進んでいくと、むつ湾の海を表現したトンネル水槽があります。
上の子がまだ小さかったころにはシンプルにトンネルを楽しんでいたのが、今回始めて「どんな魚がいるんだろう?」と興味津々に聞いてくれました。全部青森県近海の魚であることを伝えながら、水槽前にあるこちらのパネルを見せつつ説明していきました。

魚の名前って、案外スッと出てこないことが多いですよね。そんな時でも子どものこれなに?なんで?どんな?にすぐにこたえることができてとても助かり、また私たちも「あっこの魚はこれか!」と楽しめました。

それから個人的にはやっぱりこの圧巻のホタテが魅力的でした。稚貝からだんだんに大きく成長していく過程がこの水槽一つで見ることができます。
娘的には、「魚が縦になってておもしろい!」だそう。そこ?
また、パクパクと動くホタテを見るのが初めてだったので、「ホタテって動くんだ~!」と驚いていました。

さらに館内を進むとこちらのパネルが。

青い森紅サーモン…?あ!知ってる!テレビで見たことあるやつ!
青森県生まれ青森県育ちの、生粋の青森出身魚です。
出荷前の仕上げ期間と呼ばれる期間に青森県産のりんごやニンニク入りのえさを食べているのだそうです(いつかのテレビで見た)。出始めた頃にテレビやCMでよく見かけましたが、最近ではスーパーでもよく見られるようになりました。
これだけ手が込んでいるからさぞかし高級なのでしょうね…と思っていたのですがそうでもなく、あっさりとした脂が美味しかったです(食べ済)。

このことを娘にも話していると、水槽をじーっと見つめながら「美味しそう…♡」とつぶやいていました。子どもはサーモンもいくらも大好きですもんね。いつもお世話になっております。
馴染みのあるお魚たちに出会えるのも浅虫水族館の魅力の一つ。
いのちをいただいている、ということに触れる良い食育の機会にもなります。

■あたたかい地域で生息する魚たちも

浅虫水族館では青森近海の魚だけではなく、もちろんほかの地域に生息する魚たちも見ることができます。
中でも目を引くのはやはり色鮮やかなサンゴ礁の魚。

どれもとてもきれいで、某ディズニー映画に出てくる魚たちがいっぱい!魚たちもさることながら、変わった形のサンゴや岩を見るのも面白かったです。悪魔の実みたいでなんだか強くなれそうなものも。

そして私が愛してやまないのはこちらのチンアナゴちゃん。

オレンジと白のしましまなのがニシキアナゴで、白に黒い斑点があるのがチンアナゴです。全部まとめてチンアナゴだと思っていました。すみませんでした。
私とチンアナゴちゃんとの出会いは新婚旅行で訪れた美ら海水族館。これまでも何度か見たことがあったはずなのですが、このひょっこりと出たり入ったり、右を向いたり左を向いたりする姿がなんとも愛らしく、美ら海ではもっとも長い時間を費やしてしまいました。
浅虫水族館でも見られると知って、それ以来何度も見ていますがやはりかわいい。たまらん。かわいい。この言葉につきます。
子どもたちにもこの可愛さが刺さったようで、以前訪れた際には売店でチンアナゴの絆創膏を握りしめ、帰ってから大事に大事に使っていました。それがなくなったので、今回も帰りにしっかり購入。

■イルカパフォーマンス

浅虫水族館の一番の見どころは何といってもこれ!イルカパフォーマンスです。

始まる前に見ることができるここるちゃんのアニメも親子共々大好きで、今回もここるちゃんのぬいぐるみを持参しての参戦です。
物心ついてから(?)水族館に来るのが初めてだった息子は、イルカがジャンプするたびに目をまん丸にして驚いていました。帰ってからも「イルカすごかったよね!ジャンプジャンプって!!」とひたすら飛んでいました。この姿が見られただけでも行った甲斐があります。
津軽三味線の音楽に合わせたり、モニターにねぶたが写ったりと青森らしさが味わえるのも県内外のお客さんが絶えない要因だと思います。
写真左手側に見える一角が、各回一組限定で、トレーナー目線でイルカパフォーマンスを見ることができるスペシャルシートです。子どもたちが小さなうちに一度はここに座って見てみたいです。

■海獣館のお食事タイム

イルカパフォーマンスを見た後はその足で海獣館へ。これまで海獣館が迫力ありすぎて怖いと言っていた娘が初めてお食事タイムを見てみたいと言ってくれたので、張り切って参戦!
実は私たちも見るのが初めてでした。

今回はゴマフアザラシのお食事タイムにお邪魔しました。
お手振りしてくれたりクルクルしてくれたりと、サービス満点なアザラシにメロメロです。
なんで今まで見に来てなかったんだ。
娘のあまたある将来の夢に「飼育員さんになりたい」が追加された瞬間でした。
これまた子どもたちに人気で通路はたくさんのお客さんで賑わっており、アザラシが芸を披露してくれるたびに沸いていました。

長い間青森県民に愛され、他県からの観光客も絶えない理由がとてもよくわかります。
水族館の魅力は、「魚を見ることができる」、それだけではないんですよね。
ぜひ、青森の海がわかる浅虫水族館へ♪

イベント名みんな大好き!浅虫水族館
  • 「みんな大好き!浅虫水族館」
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