青森には、全国のコーヒー通が集まる「コーヒーフェスティバル」があることをご存じですか。
場所は、陸奥湾を目の前に望む広場です。そこで待っているのは、「コーヒーの概念が変わる」ほどに洗練された極上の一杯。
全国から集結したトップバリスタたちが淹れるコーヒーは、驚くほどに繊細で、一口ごとに新しい発見を運んでくれます。
今回は、青く輝く陸奥湾を前に、極上の一杯を楽しめる「青森コーヒーフェスティバル」について、どこよりもわかりやすくご紹介します。
青森コーヒーフェスティバルとは、陸奥湾の潮風を感じ、バリスタと語らいながらコーヒーを飲み比べることができる青森が世界に誇るコーヒーのお祭りです。
2016年に産声を上げてから10年。今や全国各地から選りすぐりの名店が集結し、コーヒーを通じて「人と街を結ぶ」大切な場所となりました。
初心者から通の方まで、お気に入りの一杯を探す宝探しのようなひとときを、陸奥湾を望む最高のロケーションで心ゆくまで楽しめます。
青森コーヒーフェスティバルは、例年10月の下旬(第3、または第4週末)に開催されます。
2025年には記念すべき10周年が10月18日(土)、19日(日)に行われました。秋がぐっと深まる週末の2日間は、この街が最も香り高くなる日です。
土曜日は興味があるコーヒーをゆっくり飲み比べ、日曜日はお気に入りの豆を購入する、そんな贅沢な2日間を、ぜひ今からカレンダーにメモしておいてくださいね。
青森コーヒーフェスティバルの会場は、JR青森駅を出てすぐの場所です。
赤い外観が印象的な「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のすぐ裏手に広がる、開放感たっぷりの広場です。駅を降りた瞬間に漂うコーヒーの香りが、あなたを優しく会場へとエスコートしてくれますよ。
開催のきっかけは、2016年に実行委員長で手芸店「ナンデモヤ」社長の青木敏さんが、自身の手芸店がある「昭和通り商店街を盛り上げたい」という企画からスタートしました。
「コーヒー」をフェスのテーマにした理由は、コーヒー店が増えてきたからです。そこから、「コーヒーで青森を盛り上げよう」「青森をコーヒー消費額日本一に」というコンセプトが掲げられました。
来場者数は初開催時で7,000人、2019年には1万6,000人になり、規模はほぼ2倍に成長。商店街の一角から始まったこの物語は、今も変わらず一杯のコーヒーを通じて、私たちに笑顔を届け続けてくれています。
なぜ、わざわざ遠く離れた青森まで、全国のトップクラスの名店がこの地に集結するのでしょうか。その理由は、「コーヒーで青森を盛り上げ、消費量日本一を目指す!」という真っすぐな夢に全国の名店たちも共感したからです。
また名店にとっても、自分たちの魂を込めた一杯を、青森の方々や全国から集まるコーヒーファンに知ってもらえる貴重な機会でもあります。「自分たちの街のコーヒーを、青森や全国の皆さんに愛してほしい」そんな純粋な想いが重なり合い、ここでしかない出会いが生まれました。
「たくさんお店がありすぎて選べない!」という贅沢な悩みを解決し、最高の「出会い」をプロデュースしてくれるのが、フェス名物「飲み比べチケット」です。
チケットは4枚1セットになっており、ミニマグカップを手に各店舗を回ります。1枚のチケットにつき、ミニマグカップ1杯分のこだわりコーヒーをバリスタが丁寧に注いでくれます。
「一度にたくさんは飲めないけれど、色んな味を試してみたい」そんな願いを叶えてくれるチケットです。少しずつ味わえるからこそ、今まで知らなかった自分の「本当の好み」に出会える宝探しのような時間を楽しむことができます。
※ミニマグカップ付きの飲みくらべチケットは2,000円、ミニマグカップなしの飲みくらべチケットは1,500円で購入可能です。
美味しいコーヒーがある。それだけで幸せですが、そこに「最高の景色」が加われば、それは一生忘れられない特別な体験へと変わります。
会場のすぐ目の前には、陸奥湾が広がっており、潮風が運んでくるほのかな磯の香りと、バリスタが丁寧にドリップするコーヒーの香ばしい香りが溶け合う瞬間は、まさに至福のひとときです。
「あおもり駅前ビーチ」の柔らかな砂浜に腰を下ろしたり、階段に座って雄大な青森ベイブリッジを眺めたり。あなたが「ここが一番落ち着く」と感じた場所が、その日、世界で一番贅沢なカフェの特等席になります。穏やかな陸奥湾の絶景の前で味わうコーヒーは、いつもよりずっと深く、優しい味がするはずですよ。