レポート
2018.10.02

青森市油川地区にある「油川ふるさと海水浴場」と蓬田村の「玉松海水浴場」をご紹介します!

青森市の西部に位置する油川地区は、陸奥湾に面し、海と共に発展した地域として知られております。近年では地元民が気軽に訪れられる海水浴場も開設されました。

また、そこから車で30分ほど北上した場所にある蓬田村。この村もまた、海と山の大自然に恵まれた地域として有名です。

今回はその陸奥湾に面した2つの地域にある「海と共存して生まれた海岸」をご紹介させていただきます。

 

■油川ふるさと海岸海水浴場

青森市の西部に位置する油川地区。この地域は「元気町あぶらかわ」というスローガンを掲げている地域で、古くから海運の拠点として栄えてきたことでも知られております。

そんな油川地区には「油川ふるさと海岸海水浴場」というステキな名前の海水浴場が存在します。

この海水浴場は油川駅からもほど近い場所にあり、青森県が2009年から整備を開始した、比較的新しい海岸だそうです。

きちんとした駐車場やトイレ、シャワー、「あずまや」なども設けられていて、本当に充実した海水浴場です。

実際に海水浴を楽しめるのは、毎年7月下旬から8月下旬までの期間限定。地元民にしてみれば、家のすぐ近くで海水浴を楽しめる、とってもキレイなふるさとの海岸。

油川地区のみなさんが、定期的に清掃活動や管理をされているとのことで、綺麗に維持されております。「地元の海を大切にしよう!」という姿勢が感じられますね。

夏休みシーズンに合わせてオープンするので、お盆に帰省してきたみなさんにも懐かしい海岸となるはず。わざわざ遠くの海まで行かなくても、地元で楽しめる気軽さが魅力的ですね。

画像出典:http://aburakawa.net/index.php?kaisui

 

■玉松海水浴場

続いてご紹介するのは青森市のお隣。津軽半島、蓬田村の「玉松海水浴場」です。

 

取材した時期はすでに海水浴のハイシーズンは過ぎてましたが、海を楽しんでいるお客さんはチラホラといらっしゃいました。  

青森県内でも特に「透明度の高い海水浴場」として有名な場所で、毎年約2万人の海水浴客がいらっしゃるそうです。

また、平成10年には浸食を防ぐ全長300メートルの東北一の大型離岸堤が作られたそうです。すごいですね!

 

海水浴場のすぐ横には、「たままつ海の情報館」も設置されております。 

海に関することさまざなことを学習できる施設で、海象観測所としての機能も備えているのだとか。 また、2階展望台からは下北半島、夏泊半島など陸奥湾の眺望を楽しむことができるそうです。  

さらに隣接した、『よもぎた物産館マルシェよもぎた』 も新鮮な野菜を売る市場として、特産品がいっぱいあるそうです。 海を眺めながらの食事や買い物を楽しんだりすることもできそうですね。 

海で遊んで、海を味わって、海で遊べる施設が充実してました。

青森県自体が海と共存している県ですが、県内のそれぞれの自治体にも様々な特徴の海があって、調べれば調べるほど魅力が深まりますね。

イベント詳細

イベント名青森市油川地区にある「油川ふるさと海水浴場」と蓬田村の「玉松海水浴場」をご紹介します!

レポーター紹介

海プロ青森特派員 ハリヤマ

海が大好き。魚介類も大好き。3つの海に囲まれた青森県内を旅し、写真撮影と取材に情熱をかける男。海のことを考えると夜も眠れない

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