青森県佐井村では、漁業の担い手を確保するために全国から漁師を目指す人材を募集する漁師縁組を行っています。
その漁師縁組制度を利用して2016年度に岐阜県から移住してきた家洞昌太さんに話を聞いてみると…
釣りが好きだったけど地元の岐阜県には海がなく、魚に関わる仕事に興味が湧いたのがきっかけだったと話していました。
移住してからは、海がすぐ近くにあることや、魚を相手にする仕事にとてもやりがいを感じていると楽しそうに教えてくださいました。
その家洞さんの面倒を8年間ずっと見てきた合同会社酒井漁業部 代表 酒井幸人さんは「海の無いから岐阜から最初は全く漁師の仕事をわからない状態でやってきて、8年間続けてきて今では独り立ち出来るくらいまでに成長した。漁師の顔つきになってきた。」と嬉しそうに話していました。
移住して8年、漁師の魅力は何と言っても美味しい魚を食べれること!いろんな魚を知ることが出来ること!と目をキラキラさせながら話しているのがとても印象的でした。
佐井村をはじめ近隣の地域では、漁師の後継者問題に悩まされているのが現状です。漁師の仕事を継承していくためにも漁師縁組制度を活用して、若い人がどんどん増えていったら嬉しいなぁと感じました。