レポート
2024.11.20

青森と日本の海について『お寿司で学ぶ』授業が開催されました!

回転寿司チェーン店くら寿司による出張授業が、八戸市内の小学校で開催されました。
海の問題や食品ロスに関して、身近なお寿司を通して子供たちにお伝えして、今後の取り組みなど自分たちに出来ることを考えてもらいました。

海がゴミで汚れていること、海水の温度が上昇していることにより漁獲量が減ってきている。
そして、現状がこのまま続くと未来のお寿司はどうなってしまうのか…(ネタが無くなってしまう!!)

授業では将来の水産資源不足などについて学び、みんなで解決策を考えていきました。
あまり食べられていないお魚たちのことを未利用魚と言い、海の中にいる魚の大半が未利用魚だということを知り子供たちは驚いていました。

くら寿司では、未利用魚(シイラ・ボラ等)を商品化や水産資源の無駄を無くす取り組みにも力を入れています。

授業の後半では、実際の回転寿司レーンを使って食品ロスの削減についても学びました。
自分たちで疑似お寿司を作って、食べて、最後どのようにお寿司が処理されるのかを流れで体験することが出来て、子供たちもとても楽しそうでした。

出張授業を終えて、くら寿司株式会社  広報部  簗瀬萌枝さんは「身近なお寿司を通して魚や海を背景に考えて、一人ひとりが出来るところから行動してもらえれば嬉しいです。」と仰っていました。

授業を受けた生徒たちは、このように話していました。
・いろんな魚を食べてみることが大事だなぁと思った。
・魚が無駄になっていることやどんな風に無駄を防いでいるのかがわかった。
・ポイ捨てを減らして、自主的にゴミ拾いをして、日本の海をみんなで守っていきたい。
それぞれの想いが伝わって来ました。

未来でも美味しいお魚やお寿司を食べていけるように、
今の自分たちに出来ることを考えるとても良いきっかけになった出張授業だと感じました。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

未利用魚を使って水産加工に取り組む深浦の漁師さん
レポート
2024.11.28

未利用魚を使って水産加工に取り組む深浦の漁師さん

荒波を乗り越え育む『海峡サーモン』
レポート
2024.11.27

荒波を乗り越え育む『海峡サーモン』

ページ内トップへ