レポート
2016.09.17

赤根沢の赤岩 今別町

津軽海峡に面した海岸線に向かって傾斜する半擂鉢状の地形を有する東津軽郡今別町。

今別町は昔から昆布の産地で「今別昆布」は良質なだし昆布として有名。

昆布の他にもずく、わかめ、テングサ、フノリ、アオサなどの海草も豊富に採れ、海の豊かさが伺えます。

その今別町の海岸線に鎮座する岩が青森県指定文化財の「赤根沢の赤岩」

この付近は赤土(第二酸化鉄、又はベニガラ)で藩政時代には顔料として採掘、領内の神社仏閣の赤い塗料、日光東照宮や岩木山神社の大堂、山門などの修復に用いられたとのこと。

細い海岸線を走ると急に現れる赤岩。ちょっとビックリします。

顔料に使われた赤岩

  1. 周囲にある採掘跡は今も洞窟としてあります
  2. 赤岩の標識
  3. 赤岩から見た津軽海峡

今別町大字砂ヶ森字赤根沢

国道280号線赤根沢にあります。

付近は道路が狭いのでお車等の場合は注意して走行してください。

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