北国、青森県の暑くて短い夏の季節。
海水浴客に「どこに泳ぎに行くの?」と訪ねてみると多くの人々は「合浦公園」と答えます。
県庁所在地でありながら「海のある街」として全国的に知られる青森市。
そんな青森市の人々の憩いの場である「合浦公園」について、今回はご紹介致します。
合浦公園は青森市を代表する公園。
面積は17ヘクタールと、かなり広大です。
歴史のある公園としても知られる合浦公園は、
1880年頃、旧弘前藩の庭師「水原衛作」の手で
造成が開始されました。
その後も彼の仕事引き継いだ者たちにより
明治27年に完成しました。
1945年の青森大空襲を乗り越え、1989年には
「日本の都市公園100選」にも選出されました。
公園内には石川啄木の歌碑、棟方志功の言葉を刻んだ記念の石碑も建てられ、公園中央には、市指定天然記念物”三誉の松”があります。
桜祭りの季節には本数670本もの桜が一斉に開花し、北国に遅い春を告げるのも合浦公園の役目でもあります。
公園北側が海水浴場になっていて、夏になると多くの海水浴客で賑わいます。
子供から大人まで、気軽に海と触れ合える「海のある街の公園」として、訪れる人々の憩いの場です。
イベント名 | 海で気軽に遊べる公園、青森市「合浦公園」 |