就航60周年記念事業『八甲田丸 港フェスタ2024』が、令和6年7月14日(日)・15日(月・祝)の2日間に渡り開催されました。
海にちなんだアトラクションや体験ブースが催されており、たくさんのお客さんで賑わっていました。
青森の港をもっと知ろうというブースでは、青森港湾事務所 所長 千葉新一さんに、青森の歴史と港との歴史の関係について聞いてみました。
「青森市は港を中心にして発展してきました。来年の2025年には開港400年を迎えます。八甲田丸は本州と北海道を結ぶとても重要な役割で、人流や物流の中心的な存在だった。」と話してくださいました。
元機関長による八甲田丸の船内見学ツアーも開催されており、船内に貨物車両と線路があることや、当時珍しかったリクライニングシートにも実際に座ってみることで、当時の最新技術に触れることができました。
青函連絡船 八甲田丸 元機関長 葛西鎌司さんは、「当時はお客さんが乗り切れないほどとても賑わっていた。青森市のシンボルとしてこの港でずっと残してほしい」と語り、熱い想いが伝わってきました。
そして、NPO法人 あおもりみなとクラブ 事業部長 田村隆文さんも「八甲田丸は青函連絡船で発展してきた、青森港のシンボル。来年の2025年には青森港の開港400年という記念の年ですので、それに向けて活動していきたい。」と意気込みを聞かせてくださいました。
多くの人を乗せ、その想いを繋いできた青函連絡船 八甲田丸。その歴史を深く知ることができた素敵なイベントでした。