レポート

海を楽しめる道の駅こどまり「ポントマリ」

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■中泊町はどんな町?

津軽半島の左側、十三湖を過ぎて少しぽこっとした地形のあたりに中泊町はあります。


(出典:国土交通省ウェブサイト https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/kokudoseisaku_chisei_tk_000114.html)

地図で見ると辺りが海で囲まれた中泊町ですが、どんな場所なのでしょう?

中泊町には、太宰治の小説「つがる」の像記念館や、中里城遺跡、町立博物館など歴史に趣深いスポットがたくさんあります。ほかにも尾別牧場や大導寺牧場などといった牧場も複数あり、自然豊かであることもうかがえます。
中でも暖かいシーズンになると賑わうのが、道の駅こどまり「ポントマリ」です。

道の駅っていいですよね!地のものが食べられて、お土産も買えて。その土地を知ることのできる近道のような気がします。

■ポントマリには何がある?


(出典:https://t-ate.com/archives/3459.html)

入ってすぐにお土産屋さんがあり、青森県近海でとれた魚介類で作った加工品が置いてありました。十三湖も近いのでしじみのスープも種類豊富にあり、しじみ自体の大きさにも驚かされました。真空パックの即席タイプで買えるのも嬉しいです。ほかにも冷蔵庫にはイカの塩辛や、メバルの漬けなどもありました。このメバル、小泊町で推しているお魚のようで、道中も至る所でこの顔はめパネルを見かけました。

また、加工食品のほかにも金山焼やこぎん刺しなどの郷土物品も売られていました。焼き物や郷土品は少しお高いイメージがあったのですが、こちらで取り扱っていたのは小皿やコースターなど手に取りやすくて実用的な物の印象が強かったです。なるほどこれだと観光客にとっても敷居が高くなく、良い思い出の品として連れて帰ってもらえそうだな、と思いました。

子どもにはたまらないキーホルダーや文房具、小さななぞなぞブックなどもあり、チョイスが絶妙で見ていてとても楽しかったです。

このお土産屋さんの一画にポントマリ一押しスポットのおさかな水槽があり、イカやカレイ、タイなどが泳ぐ姿を間近で見ることができるそうなのですが、この日はタイミングが悪くお魚が確認できずでした。タイミングが合えばエサやり体験などもできるそうです。もしこちらメインで訪れたい場合は、インスタや電話等で情報収集してから行くのがおすすめです。

▽インスタグラム 
https://www.instagram.com/michinoeki_kodomari/
▽電話番号 
0173-27-9300
▽住所
037-0300 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字折腰内45
▽駐車場
大型:7台 普通車:99(身障者用2)台
▽営業期間
4月中旬~11月上旬

■レストラン竜泊

階段を上がると、海を一望できるレストランがあり、名物メバルをいただくことができます。
メバルのほかにもラーメンや丼系など、メニューが豊富なのも印象的でした。

こちらはメバルの漬け丼。実はメバルを食べるのが初めてで、どんな味だろうとドキドキしていましたが、クセがなくコリコリとした弾力がありとても美味しかったです。お店の方のおすすめの食べ方は、半分ほど漬け丼を食べた後、残り半分を右上の出汁をかけてお茶漬けにして楽しむという食べ方だそうで、半分はお茶漬けでいただきました。出汁の味とメバルの食感、たっぷりの薬味が相まってより美味しく味わうことができました。小鉢の酢イカもとても美味しかったです。

店内は円型になっていて、壁面はすべて窓があるのでどの席からでも外の景色を見ることができ、美味しいご飯をいただきながら海を見て非現実感を味わうことができました。

▽レストラン竜泊
11:00~15:00(14:30 ラストオーダー)
https://www.nakadomarimebaru.com/shop/pontomari.html

■周辺施設

ポントマリの周りには砂浜の海があり、7月になると「折腰内海水浴場」としてオープンします。この折腰内ビーチでは例年ビーチサッカーフェスタが開催されており、県内各地から参加者が訪れて賑わいます。今年も7月15日(土)・16日(日)に開催予定で、CMでもよく見かけるようになりました。

また、近くには折腰内オートキャンプ場も併設されており、海の近くでのキャンプを楽しむこともできます。トイレやコインシャワー、コインランドリーといった設備も充実しているほか、テントやコンロなどキャンプグッズのレンタルもあるので、気軽にキャンプに来られそうです。こちらの営業期間は7月~8月いっぱいとなっていました。料金は広さや区画によって変わっているので、事前に確認してからの予約がよさそうです。また、このキャンプ場の近くには滑り台やブランコなどの遊具もあったので、お子様を連れてのキャンプや海水浴も楽しそうですね。こちらの遊具についても、キャンプ場の営業期間に準じて使えるようになっているので、そこは要注意です。

▽オートキャンプ場について
https://www.town.nakadomari.lg.jp/soshikikarasagasu/suisanshokokankoka/gyomuannai/1/3/1056.html

■青森の魅力を再確認できる町

県内に住んでいてもなかなか訪れる機会のない場所だった小泊町ですが、一度来てみると新しい発見がたくさんありました。
腰を据えて生活をしている今、もしこの町に住んだらどんなかな~とか、子どもがこの町に住むようになったら~とか、知り合いがいたら~とか、いろいろなバージョンの妄想をしながら散策するのが楽しい小泊町でした。静かで落ち着いていて、でも暑くなるといろいろな声で賑わって、町の人も温かい。青森県にはまだまだいろんな魅力があるんだなと改めて思うことができました。

イベント名道の駅こどまり「ポントマリ」
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