レポート

思い出の海を感じる工作体験

kousaku31

すっかり秋らしい風が感じられるようになってきた9月の晴れた休日、家族みんなで海へでかけました。「週末どこ行く~?」となんとなく休日が近くなると話題に上がり、8月の暑い日に海水浴に出かけたのが楽しかった長女が、「また海に行きたいな~」とポツリ。確かに、夏に行くだけの海じゃない!と、お出かけ場所が決まりました。 どうやらオタク気質な私は、小さなころからとにかく作るのが大好きで廃材や文房具を見るともうたまらず、収集癖が発動します。そこで今回も、「海にはもう入れないから、貝殻や海辺にあるものを拾ってきて何か作ろうか!」と、ほぼ母の趣味寄りの提案をしたら娘も「楽しそう~!やる~!☆」と目をキラキラさせてくれました。向かった先は、鯵ヶ沢の海。4歳児はまだしも、1歳のやんちゃ坊主とのロングドライブはお互いストレスになってしまうので、我が家はもっぱら五所川原の自宅から一番近く、シャワーや原っぱもあって環境バッチリな鯵ヶ沢推しです。

 車の中から少しずつ海が見えてくると、「海だ~!」とはしゃぎだす長女。それを聞いて後部座席でうとうとしていた長男も「っだーーー!」と目をギラギラ。何度見てもこの光景は微笑んでしまいます。到着するとテンションはマックスになり、「やったーーー!」と駆け出していきました。テントを設置して、早速貝殻拾いへ!どのくらい集められるか不安もありましたが、いざ砂浜に降り立つと、ここにも!あっちにも!たくさん落ちていました。

興奮してしまいつい家族ほったらかしで貝殻拾いに夢中になる私。「ママ待ってよ~!」の声でハッとしました。笑
娘は、私の目には留まらないような小さな貝殻や、木の実や丸い小石を見つけては「きれいだな~」と自分の収集カゴに入れていきます。子どもならではというか、性格によって「いいな」と思うものが違うのも面白いですね。

一方そのころ息子はカニに夢中。

この時期はカニもいるんですね!知らなかった。これは何の穴だろうね~?などと言いながら貝殻拾いをしていたら、穴から穴へとササササと移動している物体がおり、その正体がカニでした。息子は触ってみたい…でも怖い…という様子でじぃーっと見つめていました。

その後は原っぱに生えている草をむしり取ってみたり、砂浜で見つけた石の匂いを嗅いだりして楽しんでいました。

砂浜には細くて小さな流木もたくさん落ちていて、どれもこれも味があり、「ああこれはあんな感じで使えるし、あっちのはあんなのにもよさそう…!」とワクワクが止まりませんでした。こうして見ると、見慣れた海や砂浜の景色も初めて見るもののように感じられてとても新鮮でした。

今回私たちが訪れたのは鯵ヶ沢の新設海浜公園というところで、ここは砂浜のすぐ近くに海を上から眺められる場所があり、そこから海を見下ろすと海の中がすごくよく見えます。

娘が「ここから見るとキラキラした白いのとか、海の中の緑色がよく見えるんだよ!」と話してくれました。こういう子どもの感性や表現の仕方、いつまでも忘れずにいたいな~と思うんです。頭が凝り固まってしまった私にはない発想、今持ちうる語彙力の中から一生懸命に伝えようとしているところがなんともいとおしくて。

この日は近所の小学生らしき子たちもたくさん来ていて、大きな青空に手作りの凧をあげていました。

その光景がまるで空を飛ぶカモメやウミネコのようで、思わず見入ってしまいました。

貝殻や流木を拾いながらどんなものを作ろうかな~とぼんやり考えていると、今の私たちを形として残しておけるような物も作りたいなという思いがこみあげてきました。そこで手形アートも作ろうと決めて、最後に手形も取りました。
手形を取り終え、お弁当を食べて「またみんなで来ようね」と言いながら帰りました。

帰宅後は海での収集物を使った工作に向けて、まずは貝殻や流木、石の下処理からスタートです。

簡単に水洗いして砂を落とします。

熱湯でグツグツ煮沸消毒したあと、薄めた漂白剤に4~5時間ほどつけておきます。その後漂白剤をしっかり洗い流し、一晩乾かします。

下準備が終わったら、子どもたちと一緒に色付けや飾りつけをして、ネームプレートと、手形水族館を作ることにしました。
準備物はざっとこんな感じです。

・プレート(ただのフォトフレーム)×2 
・水性絵の具
・アクリル絵の具
・スポンジ
・筆
・卵のパック
・ポスカ
・マニキュア
・グリッターのり
・シール
・ありったけの空き容器
・ボンド
材料はすべて百均で揃いました。

まずは1歳児がチャレンジ。

石やフレームに色付けをしました。

筆がちょっと難しそうだったので、スポンジにしてみました。スポンジのほうが持ちやすく、簡単に多くの面を塗ることができ、ポンポンポンと言いながら楽しそうにやってくれました。絶対に床を汚されるのでビニールシートは必須です。卵のパックもパレット代わりにでき、使い捨て出来るので重宝しています。

制作大好きなお姉ちゃんも待ちきれずにスタート。
この中で一番発色がよかったのがアクリル絵の具で、水を入れすぎずに濃い目に塗るととてもきれいでした。

絵の具の準備や片づけは気が重い…というときはポスカでもしっかり色乗りしていたので、十分かと思います。色を塗るだけでなく、絵も描きたいとなるとポスカが便利かもしれません。

グリッターのりは使いやすくキラキラしていて楽しいのですが、厚く塗りすぎると乾きが悪く、液がダラ~っと垂れてきてしまうので、薄めに塗ることをおすすめします。

マニキュアは細かいものを塗るのにとても使いやすかったです。ただ、何度か重ね塗りしたほうがきれいに色付きました。
水性絵の具は安価で使いやすいのですが、乾いた後の表面がざらつくのと、きれいに色を付けようとして厚く塗ってしまうと乾いた後ポロポロと取れてきたりしてしまったりしたので、仕上げにニスを塗ると良いかと思います。小さなものはマニキュアのトップコートでもきれいに仕上がります。
色付けしたものは半日ほどで乾いたので、午後には飾りつけができました。貝殻や石が落ちてしまわないように、たっぷりボンドでしっかりくっつけます。

お姉ちゃんの分はほとんど自分で作り上げ、下の子の分は手を添えながらほぼ大人の手で仕上げました。それでも、1歳児ながらに色塗りや貝をくっつける作業は手を添えながらできました。同じ制作物でも、年齢や月齢によって手の添え方や介助度合いが全然違ってきてこれまた成長を感じます。
ネームプレートはこれで完成~!

こんな感じで名前を入れて、お部屋に飾れます。中身は折り紙に画用紙で切った名前を貼ったので、好きな色、好きな柄を選ぶのも楽しいと思います。ビーズやひもなど違う素材を使うのも楽しいかもしれません!もともとはフォトフレームなので、写真を入れて思い出を飾るのも素敵ですよね。

次に手形アートです。

海でとった手形をだいたいの輪郭で切り取り、目玉を貼ったり鱗を書いたりして水色の画用紙に貼ります。今回は手形を魚に見立てて海の中をイメージしました。家族それぞれの手の大きさが良いですね~。毎年いろんなテーマで手形をとって、どこで追い越されるのかやってみたくなりました。
画用紙をさらに台紙に貼り付け、周りを流木や木の実でデコレーションして完成!

貝殻拾いをしている時間だけでなく、下処理や一緒に制作している時間、出来上がったものを見たり飾ったりしている時にも思い出の詰まった海が感じられて幸せな気持ちになれました。子どもたちにとってもそうであったら嬉しいな…。

親になった今、子どもたちをどこかへ連れて行くときには必ず、そこに危険はないのか、衛生面は大丈夫か、など常に気にしてしまいます。海や山、川など自然の多いところは特に。そして、県外で育児をしてきて最も不安だったのが「よく知らない」ということでした。

ですが今は自分の生まれ育った青森県にいて、どこに行くにも幼いころ連れて行ってもらったことのある場所、つまり「安心」できる場所。今回訪れた海も「安心」できる、何度も訪れたことのある思い出の海。そしてこんなに素敵な素材の宝庫でもあり、キラキラな思い出も残してくれる海。幼いころから青春、そして現在へと変化する私たちの成長も見守ってくれているような気もしてきます。いつか子どもたちも成長し、自分たちの世界を作り上げながらこの海を訪れることのできるよう、しっかり私たちで守っていきたいなと思いました。

イベント名思い出の海を感じる工作体験
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